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東北青年塾

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高橋智也「レポート発表 『食べ物事典を作ろう』〜読む目的を持たせる説明文の導入」感想記録
高橋智也先生のレポートの実際

タイトル「国語(3年)「すがたをかえる大豆」「食べ物事典を作ろう」〜読む目的を持たせる説明文の導入〜


高橋レポ

QA


Q「ありの行列」と「すがたをかえる大豆」は同じ単元の内容だったのか。
A 「ありの行列」は1学期の単元で,「すがたをかえる大豆」は2学期の内容である。

Q 学習計画表は担任が作成したのか?また,「ありの行列」でも同様の作業を行ったの か。
A 学習計画表は教師が作成した。「ありの行列」では,単元計画の1時間目の最初に提 示した。

Q 校内研究との関連について教えてほしい。
A 通常の説明文の学習では「教材文を読む→初発の感想」という流れが一般的である。 しかし,児童の実態を考えると,「説明文をどんな目的で読むのか」という意識が低い のが実態である。
そこで「説明文を読む目的や読み方」を意識させるために,本単元の1時間目に本実 践を行った。

Q 「話し合いを振り返って,単元名とリード文を確認し,単元を通して,どのようなこ とをし,どのような力をつけていくかを確認する」 とレポートに書いてあったが,誰 がどのように確認したのか。
A 話し合いから出たことを教師が2つにまとめた。

Q 「白紙のA4の紙を配り,喜んで鉛筆を動かす児童は数名・・ 」書いてあったが, 教師はそれに対して,何かの手だてをしたのか。また,「食べ物辞典」の概念を児童は どう思ったのか。

A まずは,児童の状態を把握するために,詳しい説明はしなかった。鉛筆を動かしてい た児童は,まず自分の知っていることを羅列していた。状況を把握した後,作業中だっ たが,ストップした。その後,以下のような話し合いを行い,今後の構想と,情報の読 み取りを意識させるようにした。 

Q その後,「食べ物辞典」は完成したのか。
A 現在作成中である。

Q A4の白紙の紙を用意するのでなく,辞典を作る上でフォーマットがあればよかった のでは?
A フォーマットは用意していなかったが,この展開から,単元の学習を通し,「読むこ と」と「書くこと」を意識させたかった。児童は,説明文の学習の目的が希薄な面があ る。そこで,「この単元は,何のために進めるのか」を指導することで,児童が学習の 意図を理解できるよう心がけた。

<上條先生から>


○ 「明日の授業」形式のレポートは,まずレポートを読んでみて「まねができるやり方 ・情報」を意識して書かなければならない。あいまいな語句では読み手が違う解釈をし てしまうので,具体的に記述する必要がある。
○ 基本的なアイディアは悪くない。ただ,レポートの中で,「困ったことはないか」と 児童に投げかけたときに,児童がざっくばらんに言える状況があったかどうか,間に教 師の技術があったのかどうかがわかるようにしたい。(例えばKJ法の手法をとるなど)「困ったこと」→「次の流れ」へ展開するためにも教師の技術的配慮が見えるレポートで あってほしい。

<記録者から>


高橋先生,第一部デビューおつかれさまでした。
 私自身も,この青年塾での学びを通して「書く」ことの重要性に気づくことができました。私も研修のレポートなどで,「確認する」という表現を安易に使ってしまうことがあります。しかし,大事なことはこの「確認する」という語句の裏側にある情報を伝えることが,読み手にとって一番知りたい情報であるし,何より,書き手がその部分を詳細に書くことによって,うすら覚えであったことが鮮明に浮かんできます。今回を機に,たくさんの実践を発信し,お互い共有できたらいいなと思いました。ぜひ,次回の青年塾では,児童が作成した「食べ物辞典」を持ってきていただいて,さらに検討できたらいいなと思っています。      

(文責:東北青年塾生「片野」)


「第8回東北青年塾 記録」目次

第1部 模擬授業&レポート発表&ミニ講座


  1. 阿部隆幸「模擬授業 読書へのアニマシオン 作戦2『これだれもの』より『うんちしたのはだれよ!』」
  2. 高橋智也「レポート発表 『食べ物事典を作ろう』〜読む目的を持たせる説明文の導入」
  3. 佐藤正寿「ミニ講座 『私の仕事術』」

第2部 真田伸夫先生講座 「理科授業づくりミニネタ集」


  1. 真田講座感想記録

| あべたか | 第8回東北青年塾の記録 | 04:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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