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渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」感想記録

2008.10.14 Tuesday 19:19
0
    渡邉7
    渡邊先生のはじめの一言…
     「楽しい『国語』授業を…!」

    本日は、“わかりにくさ(学びにくさ)”を配慮した授業づくりのために、「教えて考させる」「ICTの活用」「特別支援教育」の三つを掲げた。
    前回…
     「SENに答える」 学習環境
               授業づくり
               学級経営
               学校全体:コーディネーター(ex. WWS)
                   :カウンセラー

    集団に対する明確な流れを!!

    その中で、“わかりにくさ(学びにくさ)”について導入


    模擬1:「漢字の書き取り」の“学びにくさ”


    ex.
    渡邉1
    W:ここの□に入る「うつ」という漢字、知っていますか?
      もちろんわかりますよねえ?
      時間は1分です!
      では、ヨーイ スタート!
     ・・・(少し時間が過ぎ)
     できた人からもってきなさい!
     正しく書いてくださいよ!

     ・・・(1分を過ぎる頃、呆れた怒り口調で)
     え? わかんないんですか??
     何やってるんですか?
     早く書きなさい!
     覚えてなさいよ!

     ・・・
     正解は
    渡邉2
    ですね!

    覚えてくださいね!

    では書いてください! (・・・ そんな短時間では、当然書けません。。。)
     その様子を見てすかさず
    W:覚え方を教えましょう!!

    「リンカーンは アメリカンコーヒーを 三杯飲んだ」
    渡邉3

    漢字を見ながら言い直すと・・・
    『「林」「間」「ワ」 「米」「缶」「コ」ー「ヒ」ーを 「三」杯飲んだ』

    *覚えやすいです!今では、この覚え文句を言いながら「憂鬱」と言う漢字を、コーヒーを片手に書いています(笑)。

    模擬2:「計算」の“学びにくさ”



    ex. に+と=ぬ , へ − に=は , は×に=と , り÷は=ほ ,
     
     では・・・ と÷に=○ ??

    W:(焦らせる口調で)
      できた人からもってきなさい!
      なーに。早くしなさい!
      まだできないのか??
      駄目だなぁ。。。

    答えは 「は」 です!

    W:まさか、みなさん!
        1234567890 = いろはにほへとちりぬる
      なんて数えてないでしょうねえ??
      数の数え方は、
        0123456789 = いろはにほへとちりぬる
      でしょう!!

    *この「0(ゼロ)」が、こども達にとっては“くせもの”なんですね!と渡邊先生。わたしもまんまと引っかかりました(笑)


    こららの模擬を通して、
    “わかりにくさ(学びにくさ)”は、一人ひとり違う!!
    でも・・・
     たとえば、一学級に30人いたら、その一人ひとりに配慮なんかできない。。。

    ★ここで注目★


    Q:「入力システム」に差があるのでは??
    渡邉8
    *順々:部分から全体に覚えてゆく。
        一つずつ、順番に覚えていく。
    *全体:全体から部分に覚えていく。
        いっぺんに、固まりとして覚える。

    たとえばここで、道を人に聞くとき、
     耳が強い人は・・・ 次の角を右に行って、
              そのまままっすぐ行って、
              二番目の角を左に曲がると、
              目的地があります。

     目が強い人は・・・ (地図を見ながら)
    渡邉5
              ここを右に曲がって、
              まっすぐ行って、
              ここを左に曲がると

    Q:では、自分はどっちが弱いか?
      Ex. 漢字 ・・・ 書き順(順々)
            ・・・ 全体を見てから書き順(全体)

    A:それを教え方に結びつけたら?
      しかし、先生は一人しかいない。逆が得意な生徒はどうしたらいい??
      
     「学び方」の違いを大切にする!!
        ・授業の展開
        ・板書
        ・ワークシート
        ・テスト
        ・発問              etc…..

    →もちろん中には、目でみて、順々に積み重ねていくやり方の方が得意な人、または、
     耳で聞いて、全体を先に把握する方が得意な人もいるだろう。
    渡邉9
    *順々:部分から全体に覚えてゆく。
        一つずつ、順番に覚えていく。
    *全体:全体から部分に覚えていく。
        いっぺんに、固まりとして覚える。
    この「目」や「耳」に注目することで
      ・自分の型を知ることができる。
      ・質のいい型を目指す。(←渡辺先生、良い型とはどんな型でしょうか?)
      ・自分の「型」を破る
      ・フォローアップ
     *共倒れには気をつけて!

    Q:では、「目」と「耳」両方を与えればいいのか?
      ・・・逆に二次元で情報を与えると、混乱することはないのか?

    A:各々の入力・記憶・整理・引き出し方などの“学びにくさ”を知って、子どもたちが「こうすればできる!」というのを見つけられたらいい!

     渡邉先生のメッセージでした。

    最後に・・・
     現在、郡山市のビックパレット福島で開催されているe-スクール2008の案内をしました。
     この案内の方法もパワーポイントを駆使し、「目」を活かして、「このようになっています」と全体を見せたり、「耳」を活かしてパワーポイント自体は小さく見せ、流れを詳しく説明したりしていた。

    <Q&A>


    Q1
    今日のミニ講座は、スライドの量が多くて、疲れる気がした。
    W
    確かに、本当に伝えたいことが曖昧になってしまうかもしれません。この量は多かったです。

    Q2
    今回は「目」と「耳」に焦点を当てて見ていきましたが、そのポイントを「マニュアル派」と「実際にやってみる派」に分けるのも有りですよね?例えば、初めて機械を使うときに、しっかりとマニュアルを読んでからスイッチを入れるか、まずスイッチを入れて動かしてみて、分からなくなってはじめてマニュアルを見るという方に分けてみても面白いですよね?
    W
    たしかに、今回は「目」と「耳」に焦点を当てましたが、別のところに視点を向けてみるのもいいですね!!

    Q3
    一人ひとりに対応する時間が、今の先生方には本当に難しいかもしれないが、持ってほしいことは確か。
    W
    時間がない中でも、一人ひとりの「学び方」(“わかりにくさ”や“学びにくさ”)がわかっていれば、机間巡視のときも多少ヒントになると思う。

    <渡邉先生の講義の感想>


     初めて東北青年塾に参加させいただいて、本当に多くのことを学ばせていただきました。特に渡邉先生の講座を初めて受け、子どもを見る視点をこのように分類することで、教師にも生徒にもわかりやすい場の設定ができると感じました。また、わかりやすい場にすることは、居心地のいい場でもあると思います。すなわち、教師が子どもをより理解するためにいくつかに焦点を絞ることは、利点を多く含んでいると思います。もちろんリスクはあります。しかし、子どもにとっても自分を理解するための手段や、子ども同士の理解を深める手段に、少なからず貢献し絵いると感じました。
     渡邉先生、貴重なお話をありがとうございました。今後も、渡邉先生ならではの視点を楽しみにしております☆

    (文責:東北青年塾「安齋」)


    「第7回東北青年塾 記録」目次

    第1部 ミニ講座


    1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
    2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
    3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

    第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


    1. 石井講座感想記録

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