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東北青年塾

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片野靖久「茨城わくわくツアーを企画しよう」感想記録
片野レポ

【レポートの質疑応答】


Q 「教科・学年は?」
A 「社会・4年生。」

Q 「ツアーを企画する際の料金設定はあったのか?」
A 「決まっていないが、できるだけ安く押さえるよう声がけを行った。」

Q 「時間は?」
A 「4時間以上、5時間くらい使った。」

Q 「プレゼンは行ったのか?」
A 「当初、思い描いていたようなプレゼンは行わなかった。ワークシートに記入したこと(自分たちが調べたこと)の発表で終わった。」

Q 「プレゼンをやっていたとしたら、どのようなプレゼンになっていたのだろうか?プレゼンの落としどころはどこだったのだろうか?一番よいと思うツアーを投票で決めるとか、先生の設定した友人に実際に決めていただくとか、設定の仕方によっては、採用される企画を考えるための競い合いが生じたのではないか。プレゼンをやっていないのでわからないが、落としどころを明確にするとよいのではないか」
A 「今年度も4年生なので、今年度、もう少ししっかりとした形で行ってみたい。」

Q 「先生の友人に茨城県を紹介するという設定よりも、交流している小学校等、小学生の目線で企画できる設定の方がよいのではないか?」
A 「子ども目線の場合、ジャスコとか、どこにでもあるようなお店も対象になってしまうと考えた。」

Q 「グループの作り方は?子どもに対する評価は?」
A 「グループは生活班で行った。評価は、子どもがメインにしたところにどのような内容を書いていたか。」

Q 「ツアーを企画するとは、どの時点で終了か?子どもたちにとってのゴールは?」
A 「子どもたちがツアーを企画。その後、ガイドブックやポスターを作ってプレゼン。周りの友だちからの反応が会った時点で終了。」

Q 「班の分担を行った後、できない子どもに対する支援は?」
A 「自分の役割を一人ではできない子どももいる。自分の分担だけではなく、子ども同士で協力し合いながら進められるよう声がけを行った。」

Q 「プレゼンは、シートの内容をそのまま読んだのか?ワークシートの内容は全員が同じ?」
A 「プレゼンは、そのままシートを発表。ワークシートは一人ひとりが書いた。」

Q 「子どもたちのワークシートのふり返りの部分に、他の班の発表を聞いての変容は見られたか?」
A 「今回は、把握できなかった。」

感想 「ツアー企画設定の枠づけが弱かったのではないか?そのために、子どもたちも良いツアーか、悪いツアーかの判断ができず、他のグループの評価もできなかったのではないか。そのために、ふり返りにも他の班と比較して考えたことが出にくかったのではないか。」

感想 「プレゼンは、自分の押しつけではなく、相手が選択できるような内容がふさわしいと考える。相手のニーズにあった企画を行うためには、先生の友人の好み等、パーソナルな情報をもう少し明確にする必要があったように思う。」

Q 「資料活用能力が高まったとあるが、資料は子どもが用意したのか?」
A 「時刻表とるるぶは、お家にあるものを持ってこさせた。市町村パンフレットは県庁から教師がいただいてきた。」
Q 「資料活用させる際の教師の支援は?」
A 「何を調べたいのか、調べる対象をしぼることができるよう声がけを行った。」
 
感想 「授業で得た知識を生かすという点がねらいと考えると、個人で考えた案を生活班で1つにまとめるという考え方は無理があるのではないか。」

【上條先生より】


  1. 「明日の授業」は、1時間の授業を記すというスタイル。5時間分を書く場合は「楽しい授業」のスタイルに落とすとよい。
  2. 「授業のへそ」は、授業がうまくいったのは何がポイントたったのかを書く場所。
  3. 授業を文節化して表記するとよい。授業者が1時間の授業をどのように分けて行ったかがイメージでき追試する人にとってわかりやすい。
  4. ゴールを明確に。競争っぽい内容になっているが条件がない。人が統治するのか?ルールが統治するのか?教師の指導観、授業観をもとに検討するとよい。
  5. 授業の骨格をつくるような指示、発問、説明等の指導言を明確にする。子どもたちの様子、写真よりも、追試を行う教師にとって必要な情報を明らかにすることで意味のある授業記録となる。


<私の独断と偏見による感想>


  • 「○○わくわくツアー」を企画するという目的のもと、子どもたちが必要な情報を自分から取りに行くという学習は、子どもにとっても調べる必要感があり、学習意欲を高める上でも有効であると感じました。更に、県内の交通網、地理・地形を生かした産業等、互いのつながりに気づくきっかけにもなると感じました。
  • 片野先生は、今年度も4年生の担任とのこと。今回のレポート検討で出された、単元のゴール(プレゼン)、ツアーを企画する際の条件、枠を再検討し実践していただきたいと思います。子どもたちの学びにどのような変容が見られたのか等、再度レポート発表していただけたらうれしいです。ぜひお聞きしたいです。


毎回、茨城からおいでいただく片野先生の真摯な姿勢、教師としての技量を高めよう努力なされる姿にいつも刺激を受けています。ありがとうございました。
(文責:東北青年塾「増川」)


「第6回東北青年塾 記録」 目次

第1部 レポート検討(あすの授業形式)


  1. 片野靖久「茨城わくわくツアーを企画しよう」
  2. 西塔枝里「スーパーのちらしを使って、県とり合戦」
  3. 武田直樹「春の色いろ植物ビンゴ」

第2部 石川晋先生講座「『積み上げ 型』で授業をつくる」


  1. 石川晋先生 講座
  2. Q&A


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