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野中信行先生講座「授業成立の土台づくりを考える」Q&A感想記録

2008.04.22 Tuesday 05:37
0
    野中QA
    野中先生が私たちの質問や疑問に答えてくださったものをまとめました。

    1−1
    Q.
    子供全員に指示をした後すぐに、個別にその指示の内容を聞きにくる子供がいます。どのように克服したらよいのでしょうか?
    A.
    そのような子供は近年増えてきています。
    指示をきちんと聞けるというような人間的な発達は小学校3年生をピークに成長し、その後退化していくものなのか、小学校3年生にはなくても、6年生にもみられるようになることがあります。先生の言葉の拒否反応を示すこともあり、克服は難しいです。(低学年くらいは特に)みんなと自分を区別して考えているのかもしれないので、そのような子供には、名前を呼んで、あなたにも話をしているから聞いてね、というように集中させることをするといいのではないでしょうか。

    1−2
    Q.
    (前の質問につなげて、)ワークショップ型の作業では特にそのようなことが多
    いのですが、障害の一つなのでしょうか?学級経営の中で障害児とのかかわりはどのようにしていますか?
    A.
    LD、ADHD児の症状なのかもしれません。その子供たちには「包み込み+しかる」対応をしています。その子供を認めるようにしていくことが大切です。悪いことにはしかり、よいことには、その場で褒めることもしますが、他に、その子供宛に手紙を書きます。その内容は先生がうれしかった気持ちを伝えるものです。その子供にとってこのハガキが心に残るようです。


    Q.子供から先生への言葉の使い方に関して、敬語が仲良くなってくるにつれて徐々に崩れていきます。
    例えば、先生好きという感じの女の子がポジティブな気持ちで手伝いをしようと、「先生、黒板消していいー?」
    そのような時、その敬語の点を指摘して注意すると、手伝いたいという子供の気持ちを遮ってしまうような気がします。しかし、それを見逃すと周りの子供たちも敬語を忘れてしまうことになってしまいました。
    どのようにすればよかったのでしょうか?

    A.
    敬語は使わなければならないときはきちんと使わせましょう。
    高学年は特に、新学期が始まったばかりの時に徹底的に敬語を指導、練習しておきます。この練習は、継続して行えるよう、先生を練習台として1年間練習しようと約束をしておきます。もし、そのように軽い気持ちで敬語を使えなかった時は、「先生は練習台だから」ともう1回言い直させましょう。


    Q.
    高学年女子の対応での気をつけたい点は?
    A.
    高学年の女の子同士の深刻な事件が多くなってきていて、佐世保事件など、自然のありふれている地域でも仲良し同士でおこってしまっています。注意していることは、
    1. 孤立している女の子を休み時間中も観察し、問題がないかチェックします。その子の対応を先生同士で話し合い、かかわっていきます。
    2. グループを名前で把握しておき、外れた場合に対応できるようにしておきます。
    3. みんなの前で個人的に褒めないようにします。(嫉妬があるため)
    4. 毎日でも個人的に接していくように努力します。



    Q.
    親から叱り慣れていて、怒ってもびくともしない子供がいます。悪いことをした場合にどのように対応するとよいでしょうか?
    A.
    野中先生の経験から…
    4年生の担任をしたとき、学級には7人の不良集団がいました。毎日のように低学年の子供たちから苦情がきたりするほどの問題児集団でした。
    彼らは怒っても効果がないことが分かっていたので、次の順序で対応をします。
    1. 怒らない。
    2. そのいじめた子のクラスに一緒に行って謝ろうと促して連れていきました。
    3. その子がでてきたら、先生から先に土下座をして謝りました。
    4. 隣に立っている問題を起こした子供に向かって一緒に謝るように言って、二人で謝るようにしました。

    この方法で子供は変わってきて、先生が自分のせいで土下座をする、一緒に謝ってくれる、そのように考えたのか、問題行動は減ってきました。
    普通とは違うことをして、その子供の感情の変化を見つけることが大切です。彼らは悪いことばかりではなく、よいこともあるので、それを積極的にクラスみんなにアピールしていくことをしていくのもいい案です。


    Q.
    時間を作るためにしていることは?
    A.
    少しの空き時間を有効活用したり、時間を管理する手帳術を実行したりしています。
    その手帳術、他に仕事術も詳しく野中先生執筆の本に記載されています。じっくり読んで身につけちゃいましょう☆


    Q.
    子供に怒る、どなる基準は?
    A.
    本当に頭にくる時はそのまま怒る、しかることをします。
    みっともない、嫌われたくないと考えて怒らないと、子供たちは先生が適当に自分たちを考えていると思うこともあります。怒っても子供は先生のことを好きになります。子供をみくびらず、悪いことはしっかり怒りましょう。


    Q.
    お家の人とのかかわり合いの中(懇談会など)で必ず話すことは何でしょうか?
    A.
    子供同士のトラブルの対処についての話をします。トラブルが起きたことを知ったら、教師に連絡してもらうよう伝えます。さらに、親が介入して解決するより、子供同士で解決させるように指導すると、子供自身の成長にも繋がるので、協力してもらうようにも付け加えて話します。

    (感想)


    今回野中先生のお話をきいて、様々な困難があって先生ご自身が大変な努力をなさってきたのだろうと思いました。でもそれを笑顔で充実感を持っているような表情に、本当に教師という仕事を楽しみながらしてきたということが伝わってきました。私もそのように将来、仕事にやりがいを感じられるようにがんばっていきたいと気を引き締めました。

    (文責:東北青年塾生「小野」)


    「第5回東北青年塾 記録」 目次

    第1部 模擬授業


    1. 堀 多佳子「話の型を伝える〜お話シートを使って〜」
    2. 中嶋卓朗「頭フル回転!『フレームイン漢字クイズ』で漢字定着」
    3. 佐々木潤「工場立地をゲーム的に考える授業」

    第2部 野中信行先生講座「授業成立の土台づくりを考える」


    1. 野中先生講演
    2. Q&A

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