東北青年塾

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第3回東北青年塾 模擬授業「アイデンティティオークション!」 授業者:堀多佳子

2007.11.18 Sunday 09:04
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    T お祝いにプレゼント1000万円です!! 何に使うか物件の中から選んで、落札して下さい。
    活動の流れ
    1. 物件(別紙に30項目あり)を選び、予算を立てる
    2. ルールを確認
    3. オークション
    4. 感想

    T ちなみに、私が欲しいものは、19番の「抜群の記憶力」500万円、16番、「他者を愛する能力」300万円、27番「抜群の美貌」に150万円、5番の「抜群の絵やイラストを描く能力」に50万円です。
    T 記入例を指示(ワークシートに物件ナンバーと予算の書き方について説明)
    C 記入
    T ワークシートを回って見ながら、オークションの順番の組み立てを考えていた・・・と思います。

    T オークションについての説明
    オークション五カ条
    1. 「物件ナンバー○○、△万円」まで聞いてから値段を叫ぶこと。
    2. 値段のせり上げは一万円単位で。
    3. 「そんなのいらない」等と決して言わないこと。
    4. 欲しいと思った物件は迷わず買うこと。
    5. 「売った!」と言ったら拍手をすること。



    T では、オークションを始めます!
       7番「健康で強い身体」→350万円で落札(拍手)
      25番「散らかった部屋をあっという間にきれいにできる技」→500万円で落札(拍手)
       4番「2時間余計に寝ることの出来る目覚まし時計」→落札(拍手)
      22番「一つのスポーツに本当に卓越していること」→落札(拍手)
      20番「安全で安心できる未来」(拍手)→落札(拍手)
      30番「誰になんと言われようと自分らしく生きる強い精神力」→落札(拍手)
      11番「自分で選んだ仕事で成功すること」→落札(拍手)

    T 感想を発表して下さい。
    C 欲しいモノは、最初から高い値段にするといいんだなあと思いました。
    C なりたい自分や、自分の弱点だと思っていることを欲しいと思うんだということが分かりました。
    C 欲しいモノに50万円しか出せない私は器が小さいなあと感じました。
    C 自分の欲しい物件が意外なモノだったなあと思いました。
    C 自分は、思いっきりかけひきできないんだなあと思いました。
    C 友達の「がんばっていきたいこと」が分かりました。
    C 「なりたい自分」というものを、誰もが思い描いているんだなあということが分かりました。
    T 自分のこと、友達のこと、よく分かったと思います。これから残りの時間を仲間と共に過ごしていって欲しいです。

    <授業者より>


     「自分自身を見つめること」「友達がどう思っているのかを分かること」についてがねらいだった。本当に欲しいものがあると、「1000万円!」という子が多い。子ども達が声を発信できるクラスは安定していると言える。クラスの土壌作りとしていい。そのためのポイントは3つ
    1. 準備
       自分を見つめて「こうありたい」とする物件(今日のは大人向け)を載せる。子ども達の個性に関するものの他に所持するもの(例えばドラえもんのポケット等)も盛り込む事によって場の空気が明るくなる。
    2. エクササイズ
       教師がはじめに自己開示することが必要である。だから、最初に自分が欲しいものを言うことが大切。
    3. シェアリング
       必ず振り返る時間をとること。


    <質疑応答より>


    • シェアリングしたものをどのように共有するのか?それぞれがゲットしたものについて膨らませてみてはどうだろうか。
    • 落札者を書けるようなクラスは理想的である。
    • 実践は1、2月頃が多かった。
    • クラスの実態に応じて、オークションの順番を決めておく事が大事。特にキーパーソンとなる子のチェックは必ず行う。
    • お金がなくなった子も、他の子の様子を聞いて楽しんで最後まで参加できる。
    • アイデンティティとは、「なりたい自分、こうなったらいいと思う自分」という説明をした。
    • 学級によって項目を入れ替える。


    <上條先生より>


     授業の特活化、特活の授業化というお話→「一回」ではだめ、何回も繰り返す必要あり。
    シェアリング
    1. 静かになる時間
    2. 書かせる時間
    3. 発見

    • 発見というのは、新しく知ったこと。気づいたことである。それぞれ単に感想を書かせるのではダメ。キーワードとして振り返りをうまく引き出すような言葉を投げかけることが大切。[例:作文の書かせ方]



    記録者からの個人的な感想です


    (全く知らない人たちの中で、こんなにも楽しく盛り上がるんだなあ?すごいなあ!)というのが率直な感想です。実際、みなさんかなり盛り上がっていましたし、あちこちから楽しい笑い声や歓声、どよめき・・・が聞こえてきました。それに、近くの人とついおしゃべりしたくなったり、(何が欲しかったんだろう?)と他人に興味を持ったり・・・本当に心から楽しめました。しかも、ただ楽しくて盛り上がって終わりではなく、その後静かに自分を見つめる時間がとられていて・・・堀先生のねらいとしているところに自然と導かれていくようでした。ですから、実際に生活を共にしている自分のクラスだったら・・・さぞかし楽しいことでしょう。(自分ってこういうものを求めているんだなあ・・・)(あの人はそういうモノが欲しいのか・・・)等と、意外な自分や意外な友達の内面について自然と気づかされるので、この授業実践の後の子ども達の人間関係にも更に希望が持てることが想像できるからです。
    さて、普段は手を挙げて発言することは苦手な私です。なかなか手を挙げられないのですが、この模擬授業に参加して、思わず周りの楽しい雰囲気にのせられてしまい、考える間もなく素早く手を挙げて「500万!!」と言っている自分がいました(笑)そして落札!!これには、正直自分でも驚きでした。そういった意味も含め、この授業の価値の高さを感じました。
    たくさん学ばさせていただきました。本当にありがとうございました。
    (文責:東北青年塾生「秋澤」)

    「第3回東北青年塾 記録」 目次


    1. 模擬授業(授業20分+授業解説5分+質疑応答10分+上條晴夫コメント5分=全40分)
      1. アイデンティティオークション!  堀多佳子
      2. 20分1本勝負!初めての出会いを活かしたエンカウンター  八巻寛治

    2. レポート検討(レポート読み上げ+質疑応答+上條晴夫コメント=全20分)
      1. 学びを生かす支援〜長なわ跳びにチャレンジして〜  遠藤安孝
      2. リコーダーで暗号を解こう  中嶋卓朗
      3. 成長・がんばりメッセージを書き合おう!  増川秀一
      4. 電車について知ってるつもり  武田直樹

    3. 参加者アンケートより

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