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第59回東北青年塾 ザ・ファイナル!感想

2018.02.15 Thursday 23:34
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    2007年9月から続いてきた東北青年塾。第59回目の今回がファイナルでした。




    最終回は,第1回から大切にされてきた参加者の主体的に学びを中心とした東北青年塾らしいプログラムでした。

    プログラムの最初は塾生の講座。
    一人目は高橋恵大先生。
    冒頭は語りから始まります。最小限の情報に絞られた言葉とパワーポイントの文字。聴衆を引き付ける語り口。抜群のプレゼンテーション力です。その後のフリースタイル口角上げゲーム。ゲームの枠組みは粗削り(失礼!)ですが,そのゲームにかける思いと意図は十分に伝わってきます。恵大さんが学級の子どもたちを変えることができたのは,自分の思いを伝え,そしてそれを実現するためのチャレンジを子どもたちとし続ける姿勢にあるのだと強く感じました。

    二人目は中嶋卓朗先生。
    中嶋先生の授業は「日中戦争と太平洋戦争」の導入部分。当時の東京駅や機関車などの写真を見せ,洗練された言葉ですっと聞いている人を歴史の世界に引き込んでいきます。そして,最新の機関車とともに都市の写真を見せて問います。「ここはどこの国でしょう。」写真には整備された広場にヨーロッパ調の建物。参加者は(もちろん私も)ヨーロッパの国々を口にしますが答えは「マンシウ」。そして,満州の概略やその後満州という国が無くなったことを説明し,学習問題作りにつなげる,という模擬授業でした。中嶋さんの社会の模擬授業の資料と切り口には常に提案性があります。「万遍なく教えるのではなくその時代が何たるかを考えさせる」という中嶋さんのポリシーが短い時間にギュッと濃縮されているのです。だから,私は中嶋さんの社会の模擬授業を受けると,「この単元で何を考えさせ,学ばせればよいのだろうか」といつも自分に立ち返り頭がフル回転します。「私はここにスポットを当てます。あなただったらどこにスポットを当てますか?」という問いがいつもそこにあるのです。

    午前最後の企画は優太さんが考えた新企画,「こんなときどうする?チャンピオンシップ」。過去に佐々木さんと中嶋さんが行った「こんな時どうする?」をアレンジした企画。「これまでの会との違いは参加者がお題を考えるということです。忘れ物をしてきた子どもがいる」など学校・教室で起きるあんな場面こんな場面を参加者が考え,この場面について考えてみたいというお題を投票で決めていきます。
    お題を考える際に私のグループでは自然と自分の困った経験を話し,それについてみんなで意見を出し合う,という流れになりました自分の経験について,色々な角度からフィードバックがもらうことができました。そして,投票をして決まったお題についての解決策を話し合いました。グループ間によって話し合いの深まりに差が見られたようですが,私のグループでは具体的なケースを基に話を深めることができました。
    さて,本文ではあまり触れませんでしたがこの写真に写っている方は「とらちゃん」といいます。その心は何でしょう。分かった方は,今度とらちゃんに会った時に確かめてください。そして,私はとらちゃんに込められたワンフレーズに途方もないエネルギーを費やす鈴木優太さんを尊敬します。一事が万事です。優太さんの在り方を感じました。

    午後の企画は佐々木潤さんをファシリテーターにワールドカフェとサークル対話でたっぷりどっぷり話しました。
    ワールドカフェ一つ目のテーマは「今,考える授業成立の○○」です。これは久保木さんの提案で生まれた話題。最後の最後にそれぞれの授業に立ち返りました。「授業成立ってそもそも何?何をもって成立していると言えるの?」「授業にわくわく感って必要?」「学校と塾の授業の違いって何?」などなど簡単には答えが出ない,しかし本質をつく鋭い疑問が次々と話しながら湧いてきます。秀逸なテーマでした。簡単に,答えは出ないけれども考え続けていかなければ…。良いもやもやをもらいました。
    二つ目のテーマは「これからの自分の軸」についてです。教室で譲れないものや自分の生き方で大切にしていきたいことを語り合いました。私は,(参加者の皆さんも?)個人的なことをたくさんたくさんたくさんお話して,そしてフィードバックをいただきました。今の自分が整理されて,これからの自分についてじっくりと向き合うことができました。
    佐々木潤さんの必要に応じて問い返しのスキルを参加者に示したり,笑顔で話題に参加したりしてさりげなく話を深めていくファシリテートも見事でした。
    そして,最後のサークル対話。参加者が一人一人がこれからの自分について語り合いました。

    今回で東北青年塾は幕を閉じます。私は教師人生の2年目から12年目まで,東北青年塾で学ばせていただきました。自分が教師として成長する上でかけがえのない存在でした。発起に携わった上條晴夫先生,阿部隆幸先生,佐々木潤先生,佐藤正寿先生。これまで講師として東北に来てくださった先生方。そして,11年の間に共に学んだ仲間。東北青年塾に携わったすべての方に感謝をします。それぞれの行く道で,それぞれが輝いていくことを願って東北青年塾は解散します。ありがとうございました。
    (文責 東北青年塾 代表 武田 直樹)

    「第59回 東北青年塾」アンケート


    1「第59回青年塾」の内容にご満足いただけましたか。
      たいへん満足 100%

    2「第59回青年塾」の進め方にご満足いただけましたか。
      たいへん満足 100%

    3 感想
    午前の部は3人共個性に富んだ内容でとても楽しく学びました。中嶋さんの満州を軸とした長く続いた戦争は,考え方,捉え方がしっかりとしていて,それでなければできない授業だと思いました。
    トラブルチャンスのトラちゃん,体を張るとはこういうことかと思いました。グループでいろいろ話し合えていい時間でした。
    ワールドカフェでは,自分を見つめなおすこともできました。
    東北青年塾らしい学びができた一日でした。

    今日発表されたお二人の話は,とても自分らしさが出ていてよかったと思いました。「観察」「リアリティのある時代」などキーワードがありました。
    「こんなときどうするチャンピオンシップ」は,様々な場面が出てきました。チャンピオンのテーマは教育現場では出にくいものでしたが,青年塾だからこそ話せたのかと思いました。
    2つのワールドカフェや振り返りを通して,自分のこれまでの学びのことや,これからについて考えることができました。自分の中で今日のキーワードは「break」だったかと思います。良い意味で「break」していきたいです。ソチオリンピックのときより,長い間ありがとうございました。

    講座1は初参加でキンチョーしましたが,アイスブレイクに良かったです。
    講座2は,当時の日本よりもステキな満州の写真が美しかったですが,その裏側もしっかり学べました。
    新企画 トラチャン先生の第2弾を見てみたいです。
    ワールドカフェがあったので参加しました。先生たちの想いが知れてお得でした。
    最初で最後の参加ですが,今後の仕事に役立てます。
    ありがとうございます。

    あっという間に時間が過ぎたというのが正直な感想です。恵大さんの口角を上げることに注目したゲームと話,観察とタイミング,学級の雰囲気作りの大切さを再認識しました。中嶋さんの満州の提案,その独自の切り口とプレゼンに引き込まれました。
    こんなときどうするチャンピオンシップ,ワークショップを作り上げてくださった優太君のセンス,トラちゃんの演出に驚きました。
    潤さんが進めてくださった2つのワールドカフェ,多様な考え価値に触れ,それぞれの話題に対し深く考えることができました。サークルタイムでのお一人お一人の言葉からもたくさん学ばせていただきました。ファイナルにふさわしい充実した1日でした。この学びをこれからに生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

    自分を見つめなおす機会になりました。
    話してつながれるようにしたいです。

    恵大さんの等身大の発表を見て,そのチャレンジ精神がクラスの子供たちを変えたのだろうなと思いました。中嶋さんの発表は切り口がさすが!と思わせるものでした。「戦争をまんべんなく学ぶ」のではなく「戦争が何たるかを学んでほしい」という中嶋さんの価値観に納得しました。優太さんの企画では,「こんな時どうする?」というお題を考えながら,周りの先生から「こんな風にするのが大事だよね」といろいろな見方を知ることができました。そして午後のプログラム。自分の現状・これからをゆっくりと考えることができました。
    11年間,共に学ぶことができた仲間に感謝!!

    最後にもかかわらず青年塾っぽいプログラムをまじめに,かつ楽しく進めることができ,そして自分も参加できてよかったです。
    民間教育サークルの存在,進め方等,様々な教育変革の中,変わるべき変わっていくべきかなとも考えています。
    時間がそんなにあるわけではありません。自分なりに青年塾後もいろいろチャレンジしていきます。

    ザ・ファイナルに来た甲斐がありました。ほかの方の気づきをお聞きしながら自己内対話しつつ,あらたに視点を見い出すことができました。青年塾は自分が選んで参加してきた会であることをとても誇り高く思えました。ここで培った人脈は一生の宝物となりました。これだけのプロ意識の高い仲間と出会えたことは,これからの人生に必ずやプラスになるはずだと確信しています。ぜひ,明日からも友達付き合いをよろしくお願いします。10年間本当にありがとうございました。青年塾は永遠に不滅だ!

    改めて青年塾の学びの場の大きさを感じました。今回潤さんのファシリテーションで会場の雰囲気が笑いと温かさに包まれていました。
    恵大さんのフリースタイルゲームで,口角や観察がキーワードになり,今後意識したいポイントでした。
    中嶋さんの満州のスポットの当て方,さすがでした。資料の提示の仕方や調べ学習前の教師のフィルターの作り方など取り入れていきたいです。
    優太さんの参加者を巻き込み会場の空気をグッと掴む表現力と企画内容はいつも驚かされます。大きな存在です。
    サークル対話がとても心地よく,これからのスタートやそれぞれの道,活躍にワクワクが止まりません。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

    本日はありがとうございました。何度か参加していましたが,今回が最後ということで非常に残念です。
    今回の企画ではこれまでの自分と今の自分,これからの自分を考えるよい機会となりました。正直,今の自分はブレまくっていると感じています。他の参加者との対話の中で,今の自分がどんな位置にいて,これからどんな方向に向かっていけばよいのか,そのヒントをいただいたような気がします。
     東北青年塾は今回で最後ですが,これからも縁を大切に学び続けていきたいです。本当にありがとうございました。

    自分は,今回のファイナルで「これからの自分の軸」を「つなぐ」と考えました。みなさんと話している中で「つながる」ことが大切であるとか,やりたいことだけでなく求められることが軸になることもあると気づかされました。
    これからも皆さんとつながっていけたら幸いです。ありがとうございました。
    武田さん,阿部さんはじめ東北青年塾の運営にたずさわってきたみなさん,おつかれさまでした。今後ともよろしくお願いします。

    第1回とファイナルの両方に立ち合えて光栄です。体調を崩し4年前に退会し,その後疎遠になりましたが,当時と変わらないゆるい中にもみんなで学び吸収しよう!という心地よい空気を久しぶりに感じることができました。
    体調を崩して以来いろいろなことに気付きました。そして今日も自分からの学校とか上からの目線でなく,本当に子どもたちが困っていて一番何をすることで子どものなやみや不安を解消できるかの手当てをしっかり見取り,自信をもって実践していきたいと思いました。引き出しと自分の強みを活かして,一人でも多くの人に勇気を与えられる人になりたいと思います。
    たいへんお世話になりました。    茨城にも遊びに来て下さいね!

    発表の機会をいただきありがとうございました。ギリギリまで迷い,ファイナルにふさわしい発表をやろうと思いつめていましたが,みなさんの温かい雰囲気のおかげで楽しく和やかに発表ができました。
    好きなことを発表し,みなさんから意見をもらうことは心地よく,深掘りできました。またワークショップが濃いものになり,自分の中の軸を確認できたことがこれからにつながりそうな予感がしました。勉強会っていいな〜と思えた会でした。楽しかったです。リターンズ期待しています。
     
    私情で中抜けしてしまい,最後の会なのに大変失礼しました。恵大くんの講座は,僕が今年度一番反省したポイントだったなあと思います。「いい学級をつくりたい」「子ども同士をつなぎ,よい集団をつくる」みたいなことばかりに目が向き,一人一人を「観察」していなかったことで「気になるあの子」を中心として,子ども達の安心した場づくりができなくなっていたのです。恵大くんの「観察」の姿勢,初任の頃はもっと大切にしていたなあ,と取り戻したい姿勢です。そして,中嶋さんの圧巻の社会科,主体的対話的で『深い学び』を実現するためには,やはり各教科の授業において,教師一人一人の「専門性」を高めなければいけないでしょう。一人一教科でも,得意教科について学びを深めていく,僕は今のところ外国語でしょうか,できるところまで追求したいという覚悟が生まれました。最後まで熱い内容でした。ありがとうございました。

    様々な年代の人たちと深い対話をすることができたことが,今日,そして青年塾ならではの学びです。よりコアな内容の中で話していくうちに自分の軸についての考えを明確にすることができた気がします。
    「今考える授業成立の〇〇」では,自分の中での授業成立の自由度についての定義を今後も考えていく必要があることを感じました。そして,それに対するエビデンスを見つめ教えていきたいです。これまでありがとうございました。

    今日もとても楽しく深い学びの1日でした。
    恵大さんの好きなこと・・観察することから始まった教室。笑いがあり,子供たちの安心があり,見てもらえているという信頼の気持ちが子どもを変化させていったのだと思います。
    中嶋さんの満州は納得の内容でした。子供たちがあの時代とどう出会うかは重要だと感じました。
    優太さんのトラチャン・・私もこれからトラブルがチャンスと考えていきたいと思います。こんなときどうするを考え出すのはちょっと大変だったけど,考え合うことは楽しい時間でした。
    ワールドカフェ・・授業成立のほうはグループで深めたい興味深い話題がでました。別のグループに行った後も気になっていました。私自身がワールドカフェに慣れていないので,方法の良さが生かせなかったのかなとも思いました。
    これからの自分の軸は,話しながら自分のありかたを確認するような時間でした。
    頭フル回転の1日。ありがとうございました。

    たくさん話して,たくさん聞いて,たくさん考えた,まさに参加者主体の楽しい会でした。この東北千年塾ismを,これから福島で受けついて育てていきたいと思います。今日をスタートにして,またみなさんのご活躍が楽しみです!!最終回はさびしいけど,口角を上げて生きていきたいと思います。

    いやあ,楽しかったです。
    角ゲームも勉強になったし,「マンシウ」は知らないことを学んだ感じで。あ,トラチャンも。
     ワールドカフェでは思いっきりしゃべらせてもらえてありがたかったです。

    今回初めて参加しました。“いずれ参加しよう・・・”と思っていましたが,最終回ということで,参加を決意しました。東北青年塾の空気を肌で感じることができ,本当によかったです。
    それぞれの先生がプレゼン(講話)をして一方的な講義形式で終わるのではなく,その後検討したり意見交流したりすることで頭をフル回転させて参加することができました。
    最後まで参加することができずとても残念です。貴重な研修の場をありがとうございました。そして,青年塾の皆様,今まで本当にお疲れ様でした。

    今日は有意義な時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。
    私は現在,高校に勤務させていただいているのですが,主に小学校の先生たちから多くのアイディアをいただき,また学ぶことができました。
    残念ながら青年塾は幕を閉じますが,これからはこちらで学んだことを学校の同僚などに伝え,学び続ける人を少しでも増やして日々精進していきたいと思います。
    これからのよろしくお願いいたします。大変お疲れ様でした。

    考え抜いて,時間をかけて,今の自分を出す場を何度もいただいた青年塾。この場に育てられたという実感があります。その場にいつづけられたこと,最後まで力をつくしてこられたことがうれしいです。
    こういう場を創り出してくださった阿部さん,潤さん,正寿先生,そして新鮮なものにたくさん出会わせてくれたやはり阿部さん,第2期を誠実に支え続けてくれた武田さんに感謝。

    『こんなときどうする?』とらちゃんワークはチャレンジして本当に良かった。悔いなし。やったからこそ気付けたことがあるからです。また進化版をやりたいという衝動が沸いてきています。校内研でやりたい。
    チャンピオンシップにすると“重い”ものが上がってきました。“重く”長期的な対応がもとめられるものほど,担任独りで抱え込むのではなく,学年主任や管理職,外部の人にも支援してもらいながら慎重に対応することが求められます。対応が分かれるということはおこりづらいです。
    “軽い”(表現が適切とはいえないけれど)もので,担任独りで即座に判断が求められるもの,その先生で対応が分かれそうなものというものが,僕らの仕事にはかなりあるんだなあという気づきがありました。これを考えることでお宝がザクザク出てくるということです。
    最後の最後の最後までチャレンジできてよかったです。チャレンジしたからこそ「こうしたい!」という“実感”にもとづいた衝動があります。この“実感”を大切にしたい。“実感”の感度を上げることが,今の僕の軸です。これは,子どもたちにも願うことと一致しています。


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