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山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<実践編>

2011.12.26 Monday 18:54
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    yamada2

    山田先生のミニネタを見るのは今回で4回目です。また、JUT自体も何回か参観させていただきました。正直、どこに視点をおくのか?この日までわかりませんでした。しかし、山田先生のミニネタ披露を見させていただき、そして理論を聴くことによってミニネタの主旨がわかりました。山田先生のミニネタ思想については中嶋先生の分担の理論編を参照にしてください。私は、実践編の紹介と、実践から気づいた点について述べさせていただきます。


    ○授業の作法



    返事編・・先生が「はい」と言ったら、「はい」と返事をする。
    何度か繰り返しているうちに、大きな返事が返ってくる。大きな返事のリアクションと
    して山田先生は後ろに下がりました。

    拍手編・・山田先生は何やら巻物を用意しました。その巻物を開くと拍手の極意が書いてあります。

    強く 細かく 元気よく

    何度かレクチャーをしながら、拍手が大きく、そしてみんなの拍手が合うようになりま
    した。


    授業の作法は、短い時間で簡単にできます。また、時間に合わせてパーツ、パーツで組み合わせが可能です。主に学級開きに行っているそうです。何度か仕掛け、教室の空気が温まると同時に、体験と教師のリアクションや反応を通して子どもたちは返事の仕方や拍手の仕方が身につくと感じました。

    ○同じじゃやーよ



    4〜5人程度のグループを編成し、「同じじゃや〜よ」と言いながら、一斉に数の分だけ指を出し合います。時間内で全員同じ指が何回出るかを試します。この実践は、簡単かつ、スキ間の時間に活用できます。また、教室の空気を温めることができると感じました。
    これは、山口県の中村健一先生の実践の紹介ということでした。


    ○ザ・タッチ



    まず、2人組みのペアになります。最初に「せ〜の」と言って手の平どうしをタッチします。次に山田先生からの指示で「せ〜の」を言わないでタッチをします。普段は「せ〜の」というので、言わないで行うとタイミングがとるのが難しいなと改めて感じました。
    次は目を閉じて最初に「せ〜の」と言って手の平どうしをタッチ、さらに、「せ〜の」を言わないでタッチをします。ここまでくると、うまくできると自然と歓喜がわいてきます。
    さらに、難度が高くなり、次は「同じじゃや〜よ」のグループで輪になり、両隣、右手と左手で同時に先ほどのパターンでタッチをします。
    山田先生は、席替えをしたときなど相手を意識させるときに行うそうです。「同じじゃや〜よ」と組み合わせてやってもいいかなと思いました。学級の横糸構築のきっかけになる実践と感じました。

    ○ブックリスト交換



    最初に、ワークシートを配布し書き込みます。ワークシートには本のタイトル、作者、コメント(ポイント)などわかる範囲でおすすめの本を数冊列挙します。ジャンル、偏り、漫画など特に制限はなく、記入のきまりもなく自由に書き込ませます。


    次に、書いたことをお互い発表しあいます。その際、山田先生は次のような枠組みを指示しました。

    必ず、相手の名前を2回以上言いながら、よかったところをほめる。

    この実践では、本の紹介を通して、コミュニケーショントレーニングができること、本を読むきっかけができるなど、お互いがスキルや本に興味をもつという共有体験ができるというメリットがあります。また、この学習は調べ学習などでも様々な場面で応用が可能です。枠組みを設定することによって、子どもたちがどのような視点で中身を組み立て、安心して話すことができるのかができると感じました。



    ○歴史フラッシュ



    6年生社会科歴史学習になると覚えることが多くなります。そこで山田先生は

    ・声に出すことで印象を高める。
    ・題材に対してなじませる
    ・少しずつ定着させる

    以上の3点を意識しながら歴史フラッシュカードを作成したそうです。

    今回は戦国の世の中から泰平の世の中へということで、いくつかの人物や事象についてフラッシュを4セットで言っていきます。
    最初のセットは、「織田信長」、「フランシスコザビエル」、「出島」、「近松門左衛門」、「天下の台所」などの人物や事象が写真と文字が入ったフラッシュカードを出していきます。
    次のセットは山田先生の「声に出すことで印象を高める」と「題材になじませる」を仕掛けを仕組ませています。時折、いくつかの場面で変化をつけています。例えば「出島」の後に元横綱「輪島」の画像を入れたり、「天下の台所」の後に「先生の台所」「先生のさくらちゃん」「今週のさくらちゃん」と画像と文字を入れたりしています。
    3セット目は、先ほどの仕掛け画像を入れながら文字は、「織田」など一部分だけ、4セット目は画像のみのフラッシュを流します。このことによって記憶しているかどうか再確認させます。
    仕掛けをすると、子どもたちの反応もよく、印象に残ります。山田先生といえば「歴史フラッシュ」というくらいインパクトの強い実践です。ちなみに山田先生の実践に触発され、同じようにフラッシュを作りました。



    ○学級通信ミニネタ



    山田先生は学級通信の中で、著名な作家やスポーツ選手などの本の文章を引用して掲載しています。子どもたちは著名な作家やスポーツ選手の言葉は心に残るからという理由で掲載しているそうです。


    最初に、学級通信の文章を音読します。

    次に授業の作法には3つの条件を提示しました。3つの条件は次のとおりです。

    第1条 オーバーアクション
    第2条 大きなつぶやき
    第3条 人に聞く(人を呼ぶ、自分が聞きに行く)



    最初にそれぞれの条件について、パワーポイントの画像を流しながら、一緒に体験させていきます。今回は第1条と第2条を個別に行い、上級編として1,2の組み合わせ、第3条について行いました。

    段階を踏まえて行い、そのうえで組み合わせるとスキルがすっと身に付くことができることを実感しました。



    ○最新音読ミニネタ



    山田先生秘蔵のミニネタです。昨年のMini-1の決勝に勝ち残ったときにとっておいてものを今回時間が押している中で、余すことなく伝授してくれました。
    まず、詩を提示します。そのあとに上手な音読のコツとしてつぎの3つの条件を提示しました。

    1 目力読み
    2 強調読み
    3 動作読み+α



    次にペアになり、1、2、3ごとにお互い音読をしていきます。そして最後に3つを組み合わせて音読していきます。この方法は前述の「学級通信ミニネタ」と同じです。

    さらに、1、2,3、組み合わせの場面で30秒間の「ほめほめタイム」を入れています。この方法は、同じく前述の「ブックリスト交換」のコミュニケーションスキルの向上や内容についてほめることと同じです。最後にミニネタでは、山田先生のこれまでの取り組みが組み合わさり、進化したミニネタになっていることを感じました。



    山田先生のミニネタ実践を通して、子どもたちにどのような力をつけさせたいのか、力をつけさせるためにどのような内容をもってきて、どう活動を組み込ませるのかということがわかりました。さらにこれらの活動が短時間でスキ間の時間に活用できること。教室の空気を温めたり、知的な興奮を呼び起こさせたりするなど様々なパターンに適応できることがわかりました。私自身もミニネタを披露しました。しかし反省材料も多いものでした。今回のミニネタ披露と山田先生の講座をもとに自分ももっと引き出しの数を増やさねばということを感じました。

    (文責:東北青年塾「片野」)



    「第25回東北青年塾 記録」目次


    1. ミニネタ披露会(JUT東北)
    2. 山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<思想編>
    3. 山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<実践編>
    4. 参加者の感想アンケートから


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