東北青年塾

東北から発信!よどんだ空気が変わる!明日の授業を楽しく知的なものに!


東北青年塾情報をツイッターで。ハッシュタグは「 #thsj
【第1回東北青年塾の記録】【第2回東北青年塾の記録】【第3回東北青年塾の記録】
【第4回東北青年塾の記録】【第5回東北青年塾の記録】【第6回東北青年塾の記録】
【第7回東北青年塾の記録】【第8回東北青年塾の記録】【授業づくりネットワーク東北2009Winterの記録】
2009年度東北青年塾の予定
【第10回東北青年塾の記録】【第11回東北青年塾の記録】【第12回東北青年塾の記録】
【第13回東北青年塾の記録】【第14回東北青年塾の記録】【第15回東北青年塾の記録】
2010年度東北青年塾の予定
【第16回東北青年塾の記録】【第17回東北青年塾の記録】【第18回東北青年塾の記録】
【第19回東北青年塾の記録】【第21回東北青年塾の記録】
2011年度(平成23年度)東北青年塾の予定
【第22回東北青年塾の記録】【第23回東北青年塾の記録】【第24回東北青年塾の記録】
【第25回東北青年塾の記録】【第26回東北青年塾の記録】
2012年度(平成24年度)東北青年塾の予定2012年度(平成24年度)東北青年塾の記録
2013年度(平成25年度)東北青年塾の予定2013年度(平成25年度)東北青年塾の記録
2014年度(平成26年度)東北青年塾の予定2014年度(平成26年度)東北青年塾の記録

山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<思想編>

2011.12.23 Friday 18:07
0
    yamada1

    山田将由先生の講座の記録です。
    今回は「ミニネタ編」と「思想編」と2つに分けて記録を蓄積します。
    こちらは「思想編」です。


    山田さんとお会いするのは,2008年に仙台市の東北福祉大学であった授業づくりネットワーク仙台集会以来だった。
    あの時,山田さんと私は,mini-1グランプリの出場者として同じ時間を過ごした。
    多くの言葉を交わしたわけではないが,あの時間を共有したものだけに感じる親近感がある。
    そんな山田さんをまた仙台にお迎えしてのミニネタ講座を楽しみにしていた。

    たくさん見せていただいたミニネタそのものについての記録は,塾生片野さんにお任せして,
    私は山田さんのミニネタを支える考え方に焦点を当てたい。

    そもそも,ミニネタと言われても私の中でのとらえ方は曖昧だった。
    ミニネタを競うJUTで向上を期す授業力として
    1 授業構成力
    2 授業展開力
    3 授業プレゼン力
    が上げられているが,模擬授業に対する評価規準は設定されていない。
    見た人の主観にゆだねられている

    そういうなかなかとらえどころのないミニネタというものを
    山田さんはどういう位置づけで示してくれるのかというところに興味があった。

    山田さんの言葉の中で,ピンと来た言葉を拾ってみたい。

    ○ミニネタのミニとは,労力がかからないのミニである。


    労力がかからないというのは,日常の授業を考えたときに重要だと思う。
    事前の準備に労力がかからず負担が少ないということはもちろん,
    授業をしている最中に「今,この場面に使おう!」と即時的に使えるという点でも
    ミニネタは大きなメリットをもっているのだと感じた。

    ○ミニネタは,学級づくり,授業づくりの潤滑油である。


    ボール盤を使ったことがあるだろうか。
    良く切れるドリルなら金属の固まりに穴を開けることは問題なくできる。
    ただ,そこにほんの数滴の油を差すと削り痕は見違えるようになめらかになる。
    教師の熱い思いだけで真っ正面から学級作りと授業作りに突っ走ると,
    時に摩擦熱から煙が出ることがある。
    ほんの数滴の摩擦熱を逃がす油が必要で,ミニネタをそういう位置づけで考えると
    面白いなと感じた。

    ○ミニネタの魅力の一つ--->空気を温める。


    たくさん示された魅力の中で,これがピンと来た。
    つい先日のちょんせいこさんの講座で何度も出てきた言葉だったからだ。
    「子どもたちの関係を温めるためのもの」と考えると
    ミニネタのとらえ方もずいぶん変わるなというような感じを受けた。

    ○コミュニケーションとは相手へのプレゼントである。


    ブックリストというミニネタを紹介して下さったときの言葉である。
    ブックリストでは,「相手をほめる」「相手の名前を2回呼ぶ」というような活動を体験した。
    これも,「空気を温める」と通じるものを感じた。
    ミニネタでねらうところを,それをやっている数分の間だけ子どもの興味を引きつけるというものでなく
    人間関係づくりまで意識するとこれまたずいぶん違うだろうなと感じた。

    ○「みんなでやった」ということを共有することが大切。


    ○事実を積み重ねていくことが大切。


    ○横糸作りに大切なのは量(量質転化)


    ○大事なのは向上的変容


    やはり,単発でただ楽しかったで終わらせるものではなく,
    例えば,人間関係づくりといったねらいに向けて,ミニネタをやっての実感を積み重ねていくことが
    重要なのだなと意を強くした。
    ミニネタの効果は,その場の盛り上がりで判断されるものではなく,それを積み重ねていったときの
    子どもの姿から判断されるものだということだろうか。

    ○好きには2方向ある。「子--->先生」が大事。


    向山先生の言葉だっただろうか。子どもに「先生は自分が好きだ」と感じさせるのが大事,というような言葉があったと思う。
    ミニネタで言えば,「先生は自分を楽しく勉強させてくれる」と感じさせる中身が求められるということになろうか。
    子どもがどう感じているのかという視点でミニネタをふり返り,
    自己フィードバックをしてミニネタをよりよくしていくことが重要だろう。

    ○ネタ7分,腕3分


    有田先生の言葉からの引用とのことだった。もとは料理界の言葉らしい。
    一級品の材料を使ったチャーハン対決で,料理の鉄人周富徳が作ったものよりも小学生が作ったものを美味いと感じた人がいたという。
    ミニネタでいえば,だれが授業しても効果がある中身かということ。
    その中身にも2種類あるのかなと感じた。
    歴史人物フラッシュクイズのようにネタ自体に面白さがあるものと
    「雪玉転がし」(協同学習)といった汎用的な活動形態だ。
    この2つを区別して考えると,幅広いミニネタが考えられそうだなと思った。


    今回の講座を受けて,ぼんやりしていたミニネタの捉えが少しはっきりしたような気がする。
    ねらうところに向かって繰り返し使っていけるもの,そして,いろいろな場面に応用がきく汎用性があること。
    そんなミニネタを,仲間と一緒に開発し,共有していきたいと思った時間だった。
    山田さん,ありがとうございました。

    (文責:東北青年塾「中嶋」)

    「第25回東北青年塾 記録」目次


    1. ミニネタ披露会(JUT東北)
    2. 山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<思想編>
    3. 山田将由講座「安心安定のミニネタ披露会」感想<実践編>
    4. 参加者の感想アンケートから



    第25回東北青年塾の記録 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

    コメント

    コメントする










    この記事のトラックバックURL

    トラックバック機能は終了しました。

    トラックバック

    -

    管理者の承認待ちトラックバックです。
    | - | 2011/12/24 1:08 PM |