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小松利昭「思考の旅」感想記録

2010.10.18 Monday 21:55
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    小松利昭


    「思考の旅」・・・小松さんが強調されていたキーワードだ。
    20分の模擬授業を受けて、思考の旅に自分が出発したような、そんな感覚になった。
    授業のテーマは、「立方体と展開図の導入」

    机の上には、厚紙の方眼紙とはさみと空の瓶が置かれていた。

    座席が近くの方と4〜5名のグループを作って、まずアイスブレーキング。
    並んだ2枚の写真の違いを探す、間違い探しだった。
    写真が外国のカフェ(?)にいる男女といったもので、ハイセンスだなぁという印象。
    同じグループの先生方と協力して間違いを見つけることができて小さな達成感も味わった。
    協同作業前のいいアイスブレーキングだなと感じた。

    続いて、図形がフラッシュカードで提示されて、面積を求める公式を聞かれる。
    指名はクッシュボールを投げるというやり方で新鮮。
    子どもによっては取らない子がいるかもなぁなどと考えながらも楽しく参加した。

    長方形、平行四辺形、円、台形と来て「まだ出ていないのは何だろう?」
    「正方形」と答えが出ると「机の上の方眼紙の下を見てみて」と指示が出た。
    方眼紙の下から図形の書いたプリントが1枚出てきた。
    「これ正方形だよね」
    「ちがう」
    「これを立方体といいます」
    「先生、夜なべして作ってきたの」とプラスチック製の板で作られた立方体
    (1辺が4cm、セロハンテープで固定された物)が各グループに配られた。

    次に小松さんがかざした瓶が、一同を一気に前のめりにさせた。
    瓶の中には先ほど配られたプラスチック製の立方体が入っている。
    その立方体は、明らかに瓶の口よりも大きいのだった。

    「方眼紙を使って立方体を瓶の中に入れてみよう。プラスチックの立方体をばらしてみてもいいよ。」
    と指示が出る。

    私のいたグループでは、プラ製の立方体を展開し
    同じ形の展開図を方眼紙で人数分作った。
    各自が展開図をたたんだり、丸めたりして瓶の口に入る大きさにしようと試行錯誤をする。
    私もあれこれやったが、全く入る気がしなかった。
    まともに考えてもだめなんだろうなと思いつつ、
    常識の枠からはみ出る発想も出てこず、頭の固さを痛感した時間でもあった。

    制限時間の5分がすぎたが正解者はなし。

    「いったいどうやるのか」皆がかたずをのんで小松さんの謎解きを待ったが
    正解は発表されなかった。
    それとなく教えられたのは、紙ではできないということ。
    (・・・方眼紙ではできなかったんですね)

    そして、「ヒントを差し上げましょう」と配布されたのは
    5円玉に木製の矢が通っているおもちゃ。
    矢の前後はもちろん5円玉の穴よりも大きい。
    「この謎が解けたら瓶の中に立方体を入れることもできるかも」と模擬授業が終わった。

    最後に小松さんが言われていたのが
    • あり得ないこと、不可能が可能になるようなことに子供は興味をもつ。
    • 今回は、瓶の中に立方体を通すということで子どもの「やってみよう」を引き出そうと考えた。
    • 試行錯誤の中で自然と展開図を理解していくというねらいがある。

    とのことだった。

    参加者のお一人が
    「正解が気になって、他に何も考えられない。このまま終わるのはないと思います」と
    感想をおっしゃっていた。
    それでも小松さんは正解を言わずに「これが思考の旅です」と答えていたのが印象的だった。

    • これ教えなきゃ>>>どう教えたら面白いかな
    • これ面白いな>>>どう「教えなきゃいけないこと」に関連づけるかな


    忘れかけていた後者の意識を思い出した刺激的で楽しい20分間だった。
    (模擬授業の展開や、指示の文言は私の記憶によるものです。間違いがありましたらご容赦下さい)

    (文責:東北青年塾「中嶋」)



    「第19回東北青年塾 記録」目次

    1. 東北青年塾生ミニ講座
      1. 菊池真人 笑顔に包まれた体育の授業
      2. 小松利昭 思考の旅

    2. 小松信哉先生講座 やさしさに包まれた算数の授業
    3. 小松信哉先生 ライフヒストリー・インタビュー


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