東北青年塾

東北から発信!よどんだ空気が変わる!明日の授業を楽しく知的なものに!


東北青年塾情報をツイッターで。ハッシュタグは「 #thsj
【第1回東北青年塾の記録】【第2回東北青年塾の記録】【第3回東北青年塾の記録】
【第4回東北青年塾の記録】【第5回東北青年塾の記録】【第6回東北青年塾の記録】
【第7回東北青年塾の記録】【第8回東北青年塾の記録】【授業づくりネットワーク東北2009Winterの記録】
2009年度東北青年塾の予定
【第10回東北青年塾の記録】【第11回東北青年塾の記録】【第12回東北青年塾の記録】
【第13回東北青年塾の記録】【第14回東北青年塾の記録】【第15回東北青年塾の記録】
2010年度東北青年塾の予定
【第16回東北青年塾の記録】【第17回東北青年塾の記録】【第18回東北青年塾の記録】
【第19回東北青年塾の記録】【第21回東北青年塾の記録】
2011年度(平成23年度)東北青年塾の予定
【第22回東北青年塾の記録】【第23回東北青年塾の記録】【第24回東北青年塾の記録】
【第25回東北青年塾の記録】【第26回東北青年塾の記録】
2012年度(平成24年度)東北青年塾の予定2012年度(平成24年度)東北青年塾の記録
2013年度(平成25年度)東北青年塾の予定2013年度(平成25年度)東北青年塾の記録
2014年度(平成26年度)東北青年塾の予定2014年度(平成26年度)東北青年塾の記録

野中信行氏・阿部隆幸「ライフヒストリー・インタビュー対談」 そして Q&A

2010.06.21 Monday 20:56
0
    ライフヒストリーについて始め阿部さんから説明がありました。「優れた先生方のいい実践をそのまま追試しても、目の前の子どもが変わらない、それはその先生特有の背景、授業観、立ち位置、笑顔、振る舞いなどテクニック以外のものがあるからではないか。それを探っていくのがライフヒストリー・インタビュー。」今回は野中先生へ阿部さんがインタビューする形で進みました。

    Q野中先生が提示している特徴的なこの3つの関係性は?
    IMG_0012
    A普通の教師がちょっと頑張ればできるものの日常に焦点を当てている。
    縦糸、横糸は、特に子どもたちの関係づくり、通じ合いを考えている。日常につながりがある。(縦糸、横糸については来年3月学陽書房から本が出るそうです。)


    Q日常と規律は違う?−(うーん…。という雰囲気の中で)続けて質問。
    ・だれにとっての味噌汁、ご飯授業なのか。
    ・人それぞれの味噌汁、ご飯授業があるのでは。
    IMG_0013
    A味噌汁、ご飯授業というのはたとえの言葉であって、普段着の授業といってもいい。先生の日常に合わせている。A、B、Cそれぞれを想定しているわけではない。

    Qなぜ70点という付け方?80,90ではなくて。
    A日常で目指すのが70。目安である。50以下ならだめ。
       
    Q「味噌汁、ご飯授業」の目標二つ 1全員参加の授業 2活動のある活動について
    全員参加とはどういうことか。
    A傍観者がいないということ。○×をつけなさいと言われたらつけざるをえない。

    Q活動があるとは。
    Aどんなときに子どもがのってくるかを見る。授業でのってこない子も、とにかくやらせる。
    ノート指導が大切。これがなくては味噌汁、ご飯授業はできない。

      
        
    ここまで野中先生と阿部さんのやりとりが続きました。以下は参加者から野中先生への質問タイムで出たものです。

    Q野中先生の今までの学級づくりの中で、学級崩壊のようなものはあったのか。
    Aある小学校で4年の時に担任して普通に過ごした子どもたちを、6年生で再度担任したときのこと。一部持ちあがりの子がいたが、まったく反応のない子どもたちであった。
     そこではスピード、テンポ、リズムを大切にした。おそい子に合わせるのではない。


    Q授業に参加させるには。
    Aいつ指名されるかわからない状況におく。挙手して発言するのでなく、列指名など、バリエーションを考えること。
       
    Q教師対子どもの関係は。
    A今は教師対子どもになっているが、横糸の子ども同士の助け合い、学び合いにもっていきたい。
     
    Q縦糸と横糸の課題は。
    A縦は教師がどのように授業を作っていくかが問題。横は飽きがこない活動中心の授業をすること。

    Q一時間の授業だけでなく、単元づくりも意識することが必要では。
    A単元は意識する。これくらいの教材研究は必要。

    Q味噌汁、ご飯授業における栄養価が学力ということだったが、野中先生がとらえる学力とは。
    A本時のねらいが達成できること。

    Q国語から味噌汁、ご飯授業のメソッドを作ろうとしたのはなぜ。
    A初任者は国語が大変。総合がみじめになってきた。教材作り、研究ができなくなってきた。日本の教師がその力がなくなってきた。つまり自分のカリキュラムを作り上げる力がない。基本型があるなら、そこから自分で教材研究をしていく道ができる。

    <感想>
    野中先生の話を聞きながら、普段の授業の中で、ちょっとした活動のエッセンスを入れることで授業を変えられるのではと思いました。教材研究をしないときはそれを埋めるかのように自分がしゃべって説明が長いときがあります。すると子どもたちの反応も薄くなります。一つの基本型を基に、今日の一時間の中で子どもたちに活動させるところはここだというものを常に考えたいと思いました。

    (文責:東北青年塾「西塔」)



    「第17回東北青年塾 記録」目次

    1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
      1. 小川まりも 「詩の授業」
      2. 渡邉謙一 「研修日誌」

    2. 第2部 野中信行氏 講演
      1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
      2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

    3. 参加者感想





    第17回東北青年塾の記録 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    コメント

    コメントする










    この記事のトラックバックURL

    http://seinenjuku.abetaka.jp/trackback/1365212

    トラックバック