東北青年塾

東北から発信!よどんだ空気が変わる!明日の授業を楽しく知的なものに!


東北青年塾情報をツイッターで。ハッシュタグは「 #thsj
【第1回東北青年塾の記録】【第2回東北青年塾の記録】【第3回東北青年塾の記録】
【第4回東北青年塾の記録】【第5回東北青年塾の記録】【第6回東北青年塾の記録】
【第7回東北青年塾の記録】【第8回東北青年塾の記録】【授業づくりネットワーク東北2009Winterの記録】
2009年度東北青年塾の予定
【第10回東北青年塾の記録】【第11回東北青年塾の記録】【第12回東北青年塾の記録】
【第13回東北青年塾の記録】【第14回東北青年塾の記録】【第15回東北青年塾の記録】
2010年度東北青年塾の予定
【第16回東北青年塾の記録】【第17回東北青年塾の記録】【第18回東北青年塾の記録】
【第19回東北青年塾の記録】【第21回東北青年塾の記録】
2011年度(平成23年度)東北青年塾の予定
【第22回東北青年塾の記録】【第23回東北青年塾の記録】【第24回東北青年塾の記録】
【第25回東北青年塾の記録】【第26回東北青年塾の記録】
2012年度(平成24年度)東北青年塾の予定2012年度(平成24年度)東北青年塾の記録
2013年度(平成25年度)東北青年塾の予定2013年度(平成25年度)東北青年塾の記録
2014年度(平成26年度)東北青年塾の予定2014年度(平成26年度)東北青年塾の記録

「グループワーク」の様子

2009.10.11 Sunday 17:19
0
    第13回東北青年塾pic3

    テーマ


    〜学びにくさを抱えた子供への支援をどうするか〜


    グループで子どもの学びにくさについて話し合い,その中の一つを全体会で発表して共有し合うという内容でした。
    グループのメンバーはほとんどが初対面の方同士のようでしたので,はじめに軽く自己紹介とあいこジャンケンでアイスブレークをしました。

    1 進め方


    1. ワークシート(下記)にそれぞれ困っている子どもの話を記入 
    2. 記入したことをグループ内で発表し合う。
    3. 発表された事例にみんなで話し合いたいことから優先順位をつける
    4. 優先された事例から「困っているわけ」と「授業者・担任としてできること」
      を話し合う。
    5. 時間内にできるだけたくさんの事例について話し合いどれを発表するか決める。
    6. 全体会でグループ一つずつ発表する。

    グループワークシート

    2 グループで話し合われたこと


    以下「困っている子どもの話」→「事例」   「困っているわけ」→「理由」
    「授業者・担任としてできること」→「支援」として記録します。

    1. 事例:教室内を歩くときに友達にちょっかいを出し注意される。
      理由:自分の意識とは無関係にしているものと思われる。または振り向いて欲しいのかも知れない。
      支援:声がけを多くして存在感を持たせる。通路を一歩通行にする。人間関係スキルを指導する。

    2. 事例:机の上の物が片付けられない。
      理由:気にならない。きれいの状態が分からない。
      物の入れ方が分からない。見通しが持てない。
      支援:机の中に物を入れる場所が絵や文字で書いてある箱を入れる。
         A君ボックスを作り帰りには空にする約束にしておく。
          モデルになる子どもの隣の席にする。

    3. 事例:字が雑でノートのマスの中に丁寧に書くことができない。
      理由:マスが小さい。ノートがその子どもには合わない。書き方が分からない。
      漢字・字が書けない。不器用。本人は雑だと思っていない。
      書く必要感を感じていない。手本が手本になっていない。(字の認識ができない。)
      支援:個に合ったマスの大きさのプリントを用意する。
         ノートの書き方を視覚的に示す。(ノートスキル・なぞり書きなど)
         黒板に児童のノートと同じ数のマス目を書く。
         他人との比較ではなくて個人内での伸びの比較を誉める。

    4. 事例:友達といい関係を作れない。
      理由:どう接していいか分からない。一人でいた方が楽だと思っている。友達と一緒の楽しさが分からない。受容経験に乏しい。
      支援:ソーシャルスキルトレーニングを施し相手の気持ちを聞くスキルを養う。
         成功体験を持たせる。(目に見える評価をする。みんなの前で誉める。)
         居場所を作ってあげる.

    5. 事例:集中して学習に取り組めない.
      下位群
      理由:苦手・難しい。
      支援:45分の中に個の時間を設定する。その子にできることをさせる。
      上位群
      理由:もう知っている。
      支援:見逃さず誉める。空白の時間を作らない。問題用PCを常設し、しかも印刷できるようにしておく。自分で作った問題をコルクボードにはり友達と解き合う。

    決められた時間内での話合いでしたので出された事例全てについての意見交換はできませんでした。しかし、学びにくさを抱えた子どもをどう支援するか,みなさん同じような悩みを持っていらっしゃることが分かりました。

    上記の他に次のような子どもの話がワークシートに書かれていました。
    • やる気が起きず何でもだらだらしている。
    • ノートに書く速さが遅くついていけない。
    • 教科書をすらすら読むことができない。
    • 宿題を家でやってこない。
    • 漢字を覚えられない。
    • あてられても上手く発表できない。
    • 自分の考えをみんなの前で聞こえる声で話すことができない。
    • すぐに後ろを向いて話をしてしまう。
    • 口より先に手が出てしまう。
    • 思ったことをすぐに口に出してしまう。
    • 周りの刺激にすぐに反応してしゃべり出す。
    • 言葉遣いが悪く声がけをしてもなおらない。
    • 授業中わからないことを質問できず知ったかぶりをする。
    • 席に座っていることができず廊下で遊んでいる。
    • 周りの刺激が気になりすぐに立ってしまう。
    • 作業ができないと泣き続ける。
    • かたまる。スタートしない。
    • 気分を引きずる。
    • 働く場面でいなくなる。
    • 知的に遅れがあり、何をするにも声がけが必要になる。周りの子からも注意されてしまう。
    • “ずる”が許せず積もり積もると暴れる。


    感想


     お互いの日頃の悩みを出し合い理由や支援方法を話し合っている様子はケース会議をしているかのように真剣でした。特別支援教育が「特別」なことではなく日々の教室で必要とされていることをますます実感しました。
    個性というにはあまりにも強すぎる個の存在に悩める学級担任。そしてそれ以上に適応できなくて困っている子供たち。
    きっと今日のような講座はこれからますます必要とされていくのだろうと思いました。

    (文責:東北青年塾「堀」)



    「第13回東北青年塾 記録」目次

    1. 渡邉謙一 講座1「特別支援教育・発達障がいと学びにくさについて」
    2. 堀多佳子 模擬授業
    3. 田中博司 講座2「教室経営 学級経営 授業におけるユニバーサルデザイン」
    4. グループワーク
    5. 質疑応答
    6. 参加者アンケート

    第13回東北青年塾の記録 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    コメント

    コメントする










    この記事のトラックバックURL

    トラックバック機能は終了しました。

    トラックバック