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堀多佳子「構成的グループエンカウンターを活用した学級集団づくりワークショップ@上学年向」講座感想記録

2009.09.09 Wednesday 06:03
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    堀12

    アイスブレイクで行ったアクティビティ

    ★1 メイク ア サークル


    1. ジャンケンをする。
      1. 3回勝った順に並ぶ。
      2. 3回負けた順に並ぶ。

    2. 名前の50音順に円に並ぶ。自己紹介して確認
    3. 無言で並ぶ。ジェスチャーあり
        *言葉を使わずに言いたいことを伝え合う活動です。
      1. 生まれの月日1月1日先頭     確認
      2. 小さな動物順          確認


    ふり返りのヒント
    • しゃべらずにどのように並び順を決めていきましたか?
    • 理解し合えたとき,どんな気持ちでしたか?
    • 自分が考えていることを相手に伝えるために大切なことは何?


    ★2 ペア&ペア


    1. ハンドシェイク(握手)をたくさんの人とする。
      「ストップ」の声で相手を確認。→ハンドシェイクのペアになる。
    2. 同様に○アウチ(人指し指をくっつける),○ハイタッチのペアを作る。
      3人の相手以外の人とペアになる。
    3. 釣り人と魚役を決める。
      リーダーが「ハンドシェイク」「アウチ」「ハイタッチ」「釣り」などと言ったらその相手とそれぞれの形でペアになる。


    ふり返りのヒント
    • ペアになるとどんな気持ちでしたか?


    ★3 よろしくバスケット(フルーツバスケットの要領で)


    • 聞きたいことがある人が手をあげる。(鬼は無し)
      • 「今日の朝はパンを食べた人。よろしく。」
      • 「カレーよりラーメンの方が好きな人。よろしく。」
      • 「給食のメニューを必ずチェックしてから学校に来る人。よろしく」etc
      • ラスト「自分のことが好きな人。よろしく。」


    ふり返りのヒント
    • 自分と似ている人はいましたか?
    • みんなが移動した質問はなんだったかな?
    • おもしろかった質問は何でしたか?


    いよいよ上学年向けの本格的なアクティビティ

    ★7 E・T


    割り箸をお互いの人指し指で押し合い,目を閉じて立ったり動いたりします。
    指先に集中して相手の様子を感じ取りながらリレーションを促進します。
    準備:割り著クラスの人数分
    • インストラクション
      • 『ペアやグループになって割り箸で相手の様子を感じとるE・Tをします。』
      • 『割り箸をお互いの人さし指で押し合い、立ったり座ったり、動いたりします。』

    • エクササイズ
      • 『初めは目をあけたままE・Tをします。立って見て下さい。すわります。』
      • 『今度は目を閉じてやってみます。自分たちで立ったり座ったりしてみましょう。』
      • 『グループで挑戦してみましょう。』

    • シェアリング(ふり返り)


    ふり返りのヒント
    • 上手くたったりすわったりできましたか。
    • どんなことに気をつけてやりましたか。


    ★8 なんだなんだ班会議


    1. インストラクション
      『これから先生が手に隠して持っているチョークの色をインスピレーションで当てるゲーム をします。班のみんなで相談して色を決めたら声をそろえて答えます。』
    2. エクササイズ
      1. 教師が持っている4種類のチョークの色を確かめる。
      2. 「なんだなんだ班会議」と全員で大きな声で言う。その間教師はチョークを持った手を後ろに隠しておく。
      3. 後ろ手のまま一本選んで手をグーにして持ち手を前に出しながら『何色だ』と叫ぶ。
      4. グループですぐに相談して,決まったら「きーまった!」という。(グループ分ホワイトボードがあればそれに書かせる。)
      5. 教師が『いーっぱん!』と言ったら全員で調子よく「あーか」などと答える。教師は右手で黒板に班毎の答えを書く。
      6. 全部の班が言い終わったら『正解はこれだ!』と見せる。

    3. シェアリング(ふり返り)

        
    ふり返りのヒント
    • みんなの考えをまとめてくれた人はだれですか。
      みんなの考えを出し合って決めるとどんな気持ちですか。


    ★9 二者択一 (どっちをえらぶ)


    1. インストラクション
      『これから2つの物を黒板に書きます。2つのうら必ずどちらかを選んで用紙に書いて下さい。理由も書いて下さい。』
      『全員が書き終わったら,グループで発表し合います。』
    2. エクササイズ
      1. 全員に用紙を配る。
      2. 黒板に選択する言葉を書く。
      3. どちらかを選んで用紙に記入させる。選んだ理由も書かせる。
      4. グループになって,選んだ物と理由を発表し合う。

    3. シェアリング(ふり返り)


    ふり返りのヒント
    • グループの友達の選択と自分の選択の似ているところ違う所に気付き,感想を発表し合う。
    • グループで発表するとき
      「ぼくは○○を選びました。理由は・・・だからです。だから○○を選びました。」        と話の型を決めておくと意見発表のスキルとして効果が上がる。
      また,聞き方も次のように指導しておくとよい。
      『話している人を見て.領いてあげたり,理由に納得したら「などほど!」
      となるほどコールを送りましょう。』


    ★10 SST 上手な気持ちの伝え方(アサーティブメッセージ)


    ■授業の流れ
    1. 次の台詞を見せ誰が言ったのかを考えさせる。
      『これから3枚の台詞を見せます。ドラえもんの登場人物の誰かが言いました。1枚ずつはっていきますが,黙って目で読んでいってください。』
      A 新しいおもちゃを持ってるな。見せてみろ。
      B うわあ、スネ夫 すごいおもちゃ持ってる。いいなあ。でもぼくなんかに見せてくれないよなあ。
      C まあ,すてきなおもちゃね。私一度でいいからこういうので遊んでみたかったの。スネ夫さんの都合のいいときでいいから貸してね。
    2. 答えを確認し,キャラクターのAジャイアン Bのび太 Cしずかちゃんの伝え方の印象を話し合う。
      A わがまま 自分のことばっかり いじわる らんぼう
      B 弱い 頼りない ぐちぐちしてる
      C やさしい さわやか 相手のことを考えている
    3. 本時の目標を伝える。
      『今日は相手も自分も気持ちよくなる言い方を考えます。』
      『その言い方を アサーティブメッセージ(さわやか)と言います。』
      『アサーティブメッセージと言える話し方をしているのは誰でしょう。』
      しずかちゃんであることを確認し,他の2人に言い方は
      Aジャイアン 攻撃的(らんぼう)型
      Bのび太 非主張的(もじもじ)」
      と説明する。
    4. シナリオを考えてロールプレイをする。問題場面を提示する。
      カードにそれぞれ記入する。
      グループ毎に役割を決めて合計4回ロールプレイをする。
      一番キャラクターにあった台詞を選んでグループ毎に発表する。
      自己決定させる。
      自分だったらどんな話し方をするかを考えて記入する。
      ふり返りをする。
      感想を書き,発表する。


    【参考文献】
    • エンカウンター学級づくりテキスト 明治図書
    • 心ほぐしの学級ミニゲーム集 八巻寛治 小学館


    講座を振り返ってみての感想


     「メイク ア サークル」では,知らない先生方の集まりでしたがすぐに和気あいあいとした雰囲気になりました。学級開きや学期のはじめなどうってつけの活動と言えそうです。
     「ペア&ペア」ではハンドシェイクやアウチなどを行っているときはもちろん楽しそうにやっていますが,リーダーの合図でペアになったときの参加者の先生方の「あっ,いたいた」というぱっと明るい笑顔が,本当にほっとした安心した顔になっていました。安心感を味わいとても心地よくなる活動でした。
     「よろしくバスケット」ではフルーツバスケットの要領なので,だれでもすぐに参加できます。今までは鬼を決めてやっていましたが,今まではどうしても負けて鬼になったイメージがありましたが,聞きたいことがある人が手を挙げて聞くというのは,ある意味で画期的だと思います。お互いに「こういう人なんだ」ということも楽しみながら分かるし,自分と同じの人もいて共感が持てます。最後の「自分のことが好きな人。よろしく。」でみんな和んで終了となります。
     「E・T」ではおもしろい動きを取り入れながら,相手のことをよく考えながらというのを具体的に体で表すことができます。「思いやりってこんなのなんだ」ということに気づくことができました。
     「なんだなんだ班会議」では簡単な直の色当てですが,みんなの考えをまとめようという意識がゲームを通して芽生えてきます。みんなで正解すれば連帯感もわくし,みんなではずれても和やかな気持ちになりました。
     「二者択一」では選ぶ理由を話し合うことでお互いの考えを認めてあげることができます。
    「上手な気持ちの伝え方」では,ドラえもんのキャラクターになって役割分担をしながら台詞を言うことで,お互いの気持ちを考えることができます。特に否定的な意見や多少乱暴な意見があっても,スネ夫やジャイアンのキャラクターとして演じることで,あとに尾を引かないように役割を演じることができ,効果的でした。
     全体を通して,堀先生のテンポのよい進め方で参加者の先生方も笑顔が絶えず楽しく参加されていました。このようないくつもの引き出しをお持ちの堀先生に感服すると同時に,堀先生のクラスの子どもたちは,毎日の学校生活をとても楽しく明るく過ごしているんだろうなあ,と思いました。1つでもこのようなスキルを身につけ,明るく楽しいクラス作りに取り組んで行きたいと思ったところでした。

    (文責:東北青年塾「後藤」)



    「第12回東北青年塾 記録」目次

    開会



    第1部 構成的グループエンカウンターを活用した学級集団づくりワークショップ


    1. 武田直樹「下学年向」
    2. 堀多佳子「上学年向」

    第2部 八巻寛治先生講座「学級の荒れなんて関係ない! 学級集団づくり再スタート 」



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