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赤坂真二講座「学級をつくるということ」講座感想記録

2009.02.22 Sunday 20:23
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    赤坂画像2

    • 学級づくりのための3条件
      1 「現在地」を知る
      2 「方法」を選ぶ
      3 「目的地」を決める

       学級目標を児童の具体的行為像として落とす作業をする。そして具体的行為像と児童の実態のギャップを埋めていく、それが教師の仕事である。
       その際、データに振り回されないことが大切。アンケート等の客観的データは補助資料であり、例えば「目が輝いている」などの教師のみとり、主観を大切にする。

    • 児童の「現在地」を知るために「Q−U」を紹介された。
       現代の子どもたちはクラスにおいて「いじめられないこと」「認められていること」を強く望んでいる。一人一人の学級生活に関する満足感とその相対的位置を把握するために、Q−Uを活用する。

    • 「学級生活満足度尺度」の見方を紹介された。承認得点と被侵害得点により、学級生活満足群・被承認群・侵害行為認知群・学級生活不満足群に分けられるが、現在は分散型、万年不満足群が増えている。集団を形成できない、集団に交われない子がいることを前提にこれからは学級づくりを進めていく必要がある。

    • これまでの学級づくりは、カンと経験だのみの学級づくりであった。学級づくりの方法は個人に任せられている。SGE SST GWT PA LST MoST ピアサポートなど手法が乱立している。その結果、一貫しない学級づくりとなっている。明確な根拠をもって方法を学ぶことが大切である。

    • つながれない子どもたちの要因について
      ・適切なつながり方を知らない
      ・適切なつながり方をあきらめている
      ・自分のつながり方が不適切であると気付いていない
      これらについては、授業で改善できる。
      ・不適切なつながり方で負の注目を得ている場合
      ・不適切なつながり方で正の注目を得ている場合
      これらについては、個別の指導が必要となる。

    • 意欲のくじかれた子どもたちについて
       人間関係づくりに積極的な姿勢を持っているのは半数以下である。つまり半数以上は人間関係づくりにハンデを持っている。人間関係を意図的につくっていかなければならない。
      スキルトレーニングには快感が必要である。喜怒哀楽を表出させる。

    • クラス会議1時間目・・・輪になって「いい気分・感謝・ほめ言葉」
       机をどかして輪になることで全ての児童が互の顔を見られるようになる。対等性を保証する。
       一人一人輪の中心に行き、「いい気分になったときのこと」「感謝したいこと」「ほめたいこと」を発表する。荒れているクラスでは、発表に対して横やりが入ることがある。このようなときはトーキングスティックを持たせる。例えばパペットなど何か小道具を用意し、その道具を持った人のみが話をすることができるようにする。また、言いたくない場合は発言をパスすることもできる。このような活動を通して最初のコミュニケーションルールを教える。

    • クラス会議2時間目・・・伸ばそうコミュニケーションの力
       人を責めても、罰しても課題は解決しないということを学ぶ。
       授業の後に、子どもが元に戻るという教師の言葉をよく聞く。子どもが元に戻るのは当たり前である。学習したことと生活をつなぐのが教師の仕事である。

    • クラス会議の2つの決定方法
      1 クラスの問題、ルールづくり・・・集団決定、多数決による。
      2 提案者の問題・・・解決策をブレーンストーミングで出し合い、提案者が解決策を選択する。

      〈エピソード1〉友だちが家に来て好き勝手する
       友だちが家に遊びに来て好き勝手するということをクラス会議で提案したところ、他の子たちも同じ悩みを訴える。2年生34名が出した結論は、「その子の家に行ったら、その子の言うことを聞く」であった。

      〈エピソード2〉友だちが嫌な呼び方で呼ぶ(5年女子)
       5年女子の訴えに出した結論は、「みんなにいいあだ名を付ければいい」

      〈エピソード3〉専科の先生の授業中の私語(6年)
       クラス会議を重ねていき、ある時ほめられる。自分たちで何とかできたというクラスの肯定感につながった。

    • 学びの可視化・・・学んだことを見える化する。

    • 問題のないクラスがいいクラスではない。問題を解決できるクラスがいいクラスである。クラスは自分たちでつくる。どんな担任と、どんな友だちと組んでもうまくやっていけるのが本当のクラスである。過剰適応はよくない。

    • 教師の変化
       プログラム実施後、教師の管理意識が下がる結果が出た。教師自身の管理意識をコントロールすることで子どもを変えることができる。

    • クラス会議の実践として「ゴーストミステリーツアー」の実践
       進めていくうえで出てくるであろうトラブルをあらかじめ想定しておく。子どもに仕切らせることにより、クラスがまとまり、自分のエンジンで動くことができるようになる。

    • 聞く態度の指導を徹底した学校の話を聞いた。その結果、学力向上で目覚ましい成果が出たということだった。神は細部に宿る、集団づくり、仲間づくりを進めていくためにも、発表者に体を向けて見る、発表に耳を傾けるということを大切にする必要がある。


    (文責:東北青年塾「高橋」)



    「第8回東北青年塾 記録」目次

    第1部 学級経営の基盤を探る講座


    1. 遠藤安孝先生講座「子ども一人一人が安心できる学級環境づくり〜プロジェクトアドベンチャーの手法を取り入れて〜」感想記録
    2. 米望久美子先生講座「会話において必要となる基本的な技術〜ソーシャルスキルトレーニング〜」感想記録
    3. 「堀多佳子先生講座「〜子供の個性が光る〜自由編成方式係活動の盛り上げ方」感想記録

    第2部 赤坂真二講座「学級をつくるということ」


    1. 講座感想記録

    第3部 上條晴夫・赤坂真二【対話型インタビュー】「赤坂真二実践の特徴とその由来」


    1. 感想記録

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