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野中信行氏・阿部隆幸「ライフヒストリー・インタビュー対談」 そして Q&A

2010.06.21 Monday 20:56
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    ライフヒストリーについて始め阿部さんから説明がありました。「優れた先生方のいい実践をそのまま追試しても、目の前の子どもが変わらない、それはその先生特有の背景、授業観、立ち位置、笑顔、振る舞いなどテクニック以外のものがあるからではないか。それを探っていくのがライフヒストリー・インタビュー。」今回は野中先生へ阿部さんがインタビューする形で進みました。

    Q野中先生が提示している特徴的なこの3つの関係性は?
    IMG_0012
    A普通の教師がちょっと頑張ればできるものの日常に焦点を当てている。
    縦糸、横糸は、特に子どもたちの関係づくり、通じ合いを考えている。日常につながりがある。(縦糸、横糸については来年3月学陽書房から本が出るそうです。)


    Q日常と規律は違う?−(うーん…。という雰囲気の中で)続けて質問。
    ・だれにとっての味噌汁、ご飯授業なのか。
    ・人それぞれの味噌汁、ご飯授業があるのでは。
    IMG_0013
    A味噌汁、ご飯授業というのはたとえの言葉であって、普段着の授業といってもいい。先生の日常に合わせている。A、B、Cそれぞれを想定しているわけではない。

    Qなぜ70点という付け方?80,90ではなくて。
    A日常で目指すのが70。目安である。50以下ならだめ。
       
    Q「味噌汁、ご飯授業」の目標二つ 1全員参加の授業 2活動のある活動について
    全員参加とはどういうことか。
    A傍観者がいないということ。○×をつけなさいと言われたらつけざるをえない。

    Q活動があるとは。
    Aどんなときに子どもがのってくるかを見る。授業でのってこない子も、とにかくやらせる。
    ノート指導が大切。これがなくては味噌汁、ご飯授業はできない。

      
        
    ここまで野中先生と阿部さんのやりとりが続きました。以下は参加者から野中先生への質問タイムで出たものです。

    Q野中先生の今までの学級づくりの中で、学級崩壊のようなものはあったのか。
    Aある小学校で4年の時に担任して普通に過ごした子どもたちを、6年生で再度担任したときのこと。一部持ちあがりの子がいたが、まったく反応のない子どもたちであった。
     そこではスピード、テンポ、リズムを大切にした。おそい子に合わせるのではない。


    Q授業に参加させるには。
    Aいつ指名されるかわからない状況におく。挙手して発言するのでなく、列指名など、バリエーションを考えること。
       
    Q教師対子どもの関係は。
    A今は教師対子どもになっているが、横糸の子ども同士の助け合い、学び合いにもっていきたい。
     
    Q縦糸と横糸の課題は。
    A縦は教師がどのように授業を作っていくかが問題。横は飽きがこない活動中心の授業をすること。

    Q一時間の授業だけでなく、単元づくりも意識することが必要では。
    A単元は意識する。これくらいの教材研究は必要。

    Q味噌汁、ご飯授業における栄養価が学力ということだったが、野中先生がとらえる学力とは。
    A本時のねらいが達成できること。

    Q国語から味噌汁、ご飯授業のメソッドを作ろうとしたのはなぜ。
    A初任者は国語が大変。総合がみじめになってきた。教材作り、研究ができなくなってきた。日本の教師がその力がなくなってきた。つまり自分のカリキュラムを作り上げる力がない。基本型があるなら、そこから自分で教材研究をしていく道ができる。

    <感想>
    野中先生の話を聞きながら、普段の授業の中で、ちょっとした活動のエッセンスを入れることで授業を変えられるのではと思いました。教材研究をしないときはそれを埋めるかのように自分がしゃべって説明が長いときがあります。すると子どもたちの反応も薄くなります。一つの基本型を基に、今日の一時間の中で子どもたちに活動させるところはここだというものを常に考えたいと思いました。

    (文責:東北青年塾「西塔」)



    「第17回東北青年塾 記録」目次

    1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
      1. 小川まりも 「詩の授業」
      2. 渡邉謙一 「研修日誌」

    2. 第2部 野中信行氏 講演
      1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
      2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

    3. 参加者感想





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    野中信行氏講座『「味噌汁・ご飯」授業を提起する』感想記録

    2010.06.21 Monday 20:47
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      野中2

      1 群れを集団に変える


       
       野中先生は37年間学級担任を勤め上げて3年前に退職し,現在は横浜で初任者指導に あたっている。週3日朝から一日学校で過ごし放課後に指導助言をしているとのこと。
       
      「今の新採は1・1・1の危機がある。(1週間1ヶ月1学期)700人もの新採がいる横浜では,この間に学級崩壊を起こして苦しみ,やめていく先生が本当にたくさんいる。
      この1・1・1を乗り切りさえすればどうにかやっていけるのだ。」と言われる。

       担当している初任の方は2年生を担任しているのだが,そのクラスはとにかくやんちゃぶりがすさまじい。運動会後に懇談会を開いたところもっと「厳しくしてほしい。」との保護者からのクレームがたくさん。しかしその先生はよく叱っていた。
       この5月から6月は,「群れ」を「集団」にする手立てをどんどん取っていく期間である。北風から太陽方式に変えていくのである。
       そこで太陽方式の一つであるはかせ方式を提案した。これは有田先生のプロを博士に変えて低学年になじみ易く命名したものだ。
       その先生は,さっそく,掃除はかせ 給食はかせ 勉強はかせ 片付けはかせなど今困っていること4つを博士にしたようである。画用紙にはかせ名を書いて,その下には子どもたち全員の名簿を貼り,一つずつ○をつけるようにしてある。
       掃除をしている時でも,いい動きを見つけたら「○○さん掃除はかせ!」と言ってあげる。すると子どもは喜んで鉛筆で○をつけにいく。
       これで,先生はさぼっている子どもを叱ったり,さかんに指示を出したりする必要がなくなった。
       子どもたちは自分たちでどんどん終えてしまう。
       この「はかせ方式」で、掃除もとてもすばやくできるようになった。 
       はかせ方式は「朝自習はかせ」「読書はかせ」「ノートはかせ」「したじきはかせ」など、学級の目標やめあて、困っていることなどに合わせて、どんどん作っていくことができる。クラス全員の子どもがどこかの「はかせ」に入れるようにすることが必要である。
       しかし,この方式は、4年生までしか通用しないと思われる。
       高学年は、ちょっと無理がある。「そんなのになったってつまんない」という声があれば,もう意味がないからである。
       
      この博士方式については野中先生のブログ「風邪に吹かれて」に詳しい。
      http://nonobu.way-nifty.com/blog/2010/06/post-ed41.html

      2 授業をつくる


       その日暮らしの学級経営では今の学校は戦えない。
       4月に係や当番を決めてこれを学級づくりの基盤と考えて,そのまま日々の授業をし,行事をこなしていくと3月の段階でも,クラスはばらばらのままとなってしまう。

      IMG_0025


       確固たる学級づくりを基盤として,その上に授業・行事を展開させていくことが必要。
       では授業とはなにか。
       
      (1) ごちそう授業
      有田先生の授業の定義はこうである。
      「これだけは何としても教えたい」という内容を子供が「学び隊・調べたい・追究したい」と思うように転化すること。
       そのために教材研究をするには,「何を教えたらよいか」そのエネルギーをつかむ。  
      1. 教科書を最低20回読む
      2. 資料を読む。指導書も読む
      3. 1つの資料をつくるには20冊から30冊の本が必要

       授業の内容が決定したら資料を集め資料を作成する。
       そして発問・指示が浮かぶまで教材研究を徹底的にする。
       こうして授業をつくるのである。

       私はこれを「ごちそう授業」と呼んでいる。
       確かにごちそう授業のためには深い教材研究をするので,子供はわくわくどきどきし,しかも学力もつく。

      ところで,学校での校内研究は
      • 1回の研究授業をする。
      • 深い教材研究をして授業を公開する。

       というのがほとんどだが,それは何のために行っているのだろうか?
      1. 指導法を互いに学び合うため
      2. 子どもの学力を向上させるため。
      3. 教材研究の方法を身につけるため
      4. だれが授業がうまいか,へたかを明らかにするため。

      どれだろうか?
       
       研究授業は,日常授業を変えていくものになり得たのかが,問題である。
       研究授業が「定例行事」や「それはそれ」というものであってはいけない。
       「ごちそう授業」の役割は,教材分析や指導法の研究である。
       それらを通して得たものは日常授業に反映されるものであってほしい。

      (2)日常授業の問題点
       研究授業などのごちそう授業は数時間である。ごちそう授業は日常の授業を変えていく起爆剤としては意義がある。普通の先生たちは1年間に1000時間の授業を持っている。
      この「日常の授業」をいかに充実させていくかが重要なのであるが,今危機に瀕している。
      「その日暮らし」授業をしているのである。どんな授業をしているのか?
      • 授業時間があるから授業をしている。
      • 先生が思いつきで発問し、数人の子供が答える。それで先に進む。
      • 発問なのか、指示なのか、説明なのか、はっきりしないまま授業は進む。

       こんな感じだ。
       今まで「ごちそう授業」づくりに盛んに勢力を使ってきたそのベクトルの方向を,「日常授業」の方へ振り向けていくこと。「その日暮らし」授業を改革していこうという方向を現場の中心に据えていくことが必要だと考える。


      (3)日常授業の改善
      《転勤先の小学校での取り組み》
       赴任した小学校は学級崩壊などで学校が荒れていたため,「3年学校」と呼ばれ,3年我慢して勤務し,かわっていかれる先生が多かった。
       400人弱の児童数のうち,就学援助を受けていた児童が100名以上。
       片親が100人近く,なおかつ朝ご飯もまともに食べて来ないという児童が多かった。
       さまざまな事情を抱えている児童たちが多いこともあり,学校全体が荒れていた。
       当然,学力も低い。
       この現状を打破するために,まずアンケートをとった。
       すると,算数が大嫌いがダントツで1位
       5年生の3分の1がかけ算九九が分からないのであるから当然である。
       2位が国語嫌いであった。
       この現実に真正面からぶつかろうと算数の授業と国語の授業の改革を3年計画で始めた。
       これは日常の授業をいかに充実させるかがポイントであった。
       次のような取り組みをした。
       
        算数授業の改革(3年間)
      1. 5分間の計算タイム
      2. 教科書を中心に使いましょう
      3. 4分割授業
           計算タイム(5分)復習タイム(5分)本時(30分)復習(5分)


       国語授業の改革(3年間)
      1. 5分間の音読タイム
      2. 5〜10分間の漢字タイム(辞書タイム)
      3. 本時(30〜35分)


      全てのクラスで国語と算数をこのステップで進めていったところ2〜3年で大きな変化が見られた。もちろん学力は向上したし,学級崩壊がなくなった。見事に「3年学校返上」となったのである。
        1人の100歩よりみんなの1歩 の大きさをかみしめた。

      《札幌市立山の手南小学校の取り組み》
      「日常授業」をキーワードに検索していたところ,札幌市立山の手南小学校が研究テーマを「確かな学力を育成する日常授業の改善」として取り組んでいることを知った。
             http://www.yamanoteminami-e.sapporo-c.ed.jp/

      この学校は問題意識を次のように持った。
      • 教師の思い込みで教えていないか?  
      • 結局同じ子ばかりが発表していないか?
      • 子供に変容は起きているのか?
      • 教師は的確に説明しているのか?
      • ノートに書く量は不足していないか?
      • 子供を笑わせれば楽しい授業なのか?


        研究主題 確かな学力を育成する日常授業の改善
          改善の柱
      1. 指導法の改善
      2. 研究方法の改善
      3. 学習規律の改善

       
       この研究紀要に書かれていることがすばらしい。
       実際に訪問して校内の授業も全クラス見せていただいた。板書,ノート指導が学校全体で統一されていることに大変感銘を受けた。

      3 「味噌汁・ご飯」の授業


       味噌汁・ご飯の授業とは確かな学力を育成することが目的なのである。
       味噌汁・ご飯の授業の目標は
      1. 全員参加の授業
      2. 活動のある授業


      そのための条件は
      1. 日常的であること
      2. 飽きが来ないこと
      3. 栄養価が安定していることである。

      この栄養価とは学力を育成するための本時のねらいがはっきりしていてそれが達成させることである。

      (1)授業構成の工夫
      1. 全員が参加していく授業構成にする。
         4.5人の子供たちの発言で成り立っていく授業ではその日暮らしの授業である。
        それを克服していかなければならない。

      2. できるだけ活動がある授業構成にする。
        そのために
        • 発表する。
        • 音読する。
        • 書く。(ノート発言,黒板発言,プリント発言)
        • 物の操作(ブロック,おはじきなど)
        • 作る,描く。
        • ゲームをする。
        • 体を動かす。



      (2)基礎基本の技術10ヶ条(試案)
      1. 本時目標をまず意識せよ(1つか2つ)
        ○ この1時間で何を学ばせたいのか明確にする。1つか2つ。
        ・〜理解する。
          ・〜知る。
        ・〜気づく。   など

      2. 指導言を整えよ
        ○ 発問・指示・説明の区別する。
        • 発問・・・問いかけ
          発問後ノートに書かせるかすぐに発言させるか使い分ける。
          発言の方法 
            挙手発言,ノート発言,黒板発言,プリント発言など
            この4つの方法を上手く使っていって全員参加を意識する。

        • 指示・・・作業などを指示する。
               〜しなさい。〜しましょう。
          指示によって子供たちは静かに作業をする。
          教師は机間巡視をして,指示通りにできているかをチェックする。
        • 説明・・・事柄の内容や意味を分かりやすく話す。


      3. 指示は,一時一事の原則で 
        ○ 一時に一事の指示をすることが鉄則
        ADHDの子供はワーキングメモリー(作業記憶)が1つしか入らない。
        このようなことがあると2次障害へとなり得る。
        →T:算数の教科書の23ページの4番をやりなさい。
        C:先生,どこやるの!
        T:今言ったでしょう!何を聞いていたの!
        指示の改善
             T:教科書を机の上に出しましょう。(確認)
             T:算数の教科書の23ページを開きましょう。(確認)
        T:4番をやりましょう。 

      4. 傍観者を作らない
        「夕日が背中をおしてくる」の詩の授業をどう展開させるか。隣の人とペアになって15分ほど考えた。
        参加者2人に構想を発表してもらった後、野中先生が模擬授業をされた。

        ○傍観者を作らないために友達の発言や発表に対して○,×をつけるなどして自分の立  場をはっきりさせる。
            
              指名して読ませ,その読み方を○か×かで,評価
        • 1人を指名して音読させる。  
        • 『とてもよかったと思う人はノートのすみに○,もう一歩だと思う人は×を つけましょう。わけも考えてください。』
        • 傍観者がいたら目ざとく見つけこのような問いかけをしてみる。
           T『自分は○か×かで,手を挙げてもらうけど、〜君は,どっちが多いと思   いますか。』
           C「○・・・・。」
           T:『○の人』・・・・多数。
           T:『×の人』・・・・2人
        • それぞれ,指名してわけを発表してもらう。


        5段階で評価
        • どう読むか,4つの注意点を示し,それを踏まえて音読の練習をさせる。
        • 練習後,指名して読ませる。
        • 5段階で評価させ,同じように5から順に挙手させて評価をみる。
        • 音読の技術を高めて行く方法としてこのような展開の方法もある。
        • また,このような教材の場合,群読にもっていくとより活動が活発になる。


      5. 説明は短く
        ○子供が一番飽きるときは教師の説明の時間である。
         ・くどい,長い ・意味不明 ・だらだら
           このような説明には子供は苦痛を感じるだけである。
           
      6. 机間巡視は、1つのことのチェック 
        ○何をチェックするかを決めて机間巡視をする。
        • 机間巡視をしているうちに1人の児童にかかりきってしまうと,つまり机間指導になってしまうと,他の児童が騒ぎだしてしまうことがある。

        机間巡視の目的
        1. 指示した作業がなされているかどうかの点検をする活動
        2. 一人一人の子供たちの反応の違いを見る活動
        3. これからの授業の進め方を検討する活動


           「新卒教師時代を生きぬく心得術60 野中信行著」より


      7. テンポのいい授業を
        • 子供たちの授業への乗りを確保するためにはこのテンポが重要である。
        • 先にあげた算数の4分割授業のように毎回同じパターンで授業を展開していくことで子どもに1時間の流れのリズムもついてくる。


      8. 個別評価を意識せよ

      9. 授業はノート指導と心得よ
        ○ノート指導は学習の命である。
        • 日付と小見出しをつける。
        • 定規を用意し線は全て定規を使う。

        など徹底させる約束事を決める。時々ノートを集めて点検をするとよい。

        10 子供への視線を鍛えよ
        ○いつも子供たちに視線を向けて話をする。
        • 子供の方を向いているだけではなく,子供が何をしているかどんな様子かしっかり把握する。


        (3)学習規律の徹底
        山の手小学校の場合は以前は全て学級担任の指導にゆだねられていた学習規律を全校で取り組み,一定の基準を設けた。
        学習規律の統一
        1. 文房具(筆入れの中身・筆記用具
        2. ノート指導
        3. 授業に向かう姿勢(学習のしつけ)
        4. 教室の掲示物
          • 教室装飾は必要最低限に
          • 黒板の周辺に貼る掲示物の見直し


        学習規律は全職員で話し合い,全校で統一させていくことが重要である。


      4 私たちの構想



      「味噌汁・ご飯」授業板 国語メソッドを作ろうと意識している。

      初任者の先生方が一番悩むのが国語の授業である。
      他の教科は指導書を読めばそれなりに授業ができるのだが,国語の指導書はゴチャゴチャと書かれているため使いにくい。
      そこで
      • 物語文の基本型
      • 説明文の基本型
      • 詩の基本型
      • 作文指導の基本型
      • 漢字指導の基本型

      などを作ろうと考えている。 

       例えば説明文の基本型はこんな感じである。
      1. 内容の理解・要約指導
      2. 構造の理解・段落指導
      3. 読解技能の体得


      初任の先生がこの基本型に基づいて単元の展開を考えていけば70点の「味噌汁・ご飯」の授業を作ることができるようになると考える。


      *野中先生のあたたかい笑顔,熱い眼差し,楽しくもあり熱い語り口の中であっという間に約2時間の講座が終わった。話を伺いながら,野中先生に指導して頂いている初任者の方が羨ましいなあとずっと思っていた。応募者の中から抽選で選んでいるのかしら?
       とにかく日常の授業をいかに充実させていくかそれが非常に重要であることを改めて感じた講座であった。授業づくりは学級づくりにもつながっていくと思う。授業の中でのルールが明確で気持ち良く守られていると安定した学級となる。また,子供はリズムがあり分かる授業を楽しいと感じるのだと思う。
       学年が変わり担任が替わると,それに伴って学習規律や日常授業の進め方も変わると子供たちは不安定となる。やはり学校全体での共通理解・取組が重要であると思う。
      山の手南小の取組には大いに感銘を受けた。

      (文責:東北青年塾「堀」)



      「第17回東北青年塾 記録」目次

      1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
        1. 小川まりも 「詩の授業」
        2. 渡邉謙一 「研修日誌」

      2. 第2部 野中信行氏 講演
        1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
        2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

      3. 参加者感想







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      渡邉謙一「研修日誌」感想記録

      2010.06.16 Wednesday 19:13
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        謙一17


        渡邊先生の講座は研修日誌を読み上げるスタイルで行われました。渡邊先生のすばらしい文章を記録するのではなく,渡邊先生の話を聞いて私が考えたことを紹介する形で記録とさせていただきたいと思います。

        「なぜ春に運動会をするのか。4・5月とおだやかに学級で活動したい時期に通常とは異なる時間割で,慌ただしく過ごすことになる。一人一人への細やかな配慮もできなくなる。」
        →生まれた頃から春の運動会しか経験してこなかったため,何の疑問をもってきませんでした。「通常とは異なる」,「一人一人への細やかな配慮ができなくなる」ことは特別支援を必要としている子供にとって(もちろんその他の子供にとっても)大変な負担を強いているのではないか,という子供の視点で行事について見直すことができました。

        「足の不自由な子供を徒競走に参加させるなら団体種目も見直すべきだと職員会議で提案した。しかし,団体種目は伝統的な種目であり変えられないと提案は却下された。」
        →踏襲すること<目の前の子供のためになること。それを普段の学校現場の中で実行できない,そして,声に出して言えない自分がいます。渡邊先生のような教師でありたい,そう思ったエピソードでした。

        「徒競走が終えた後,そのままブランコに一直線。担任が近づこうとするとそれを感じ取り,グラウンド内に移動して,砂遊びを始めた。担任は特に支援をすることなく着順判定に戻った。その後,グラウンド内で鬼ごっこを行い,その子供は全体に戻った。」
        →担任の対応は,この時間・この子供の実態においてはこれで問題なかったということでした。実は私も似たような経験がありました。その時は教員補助の先生がその子供に寄り添い,他の子供のところに連れてきてくれる,ということを繰り返していました。自分の対応がよかったのか,悪かったのか振り返るきっかけになるエピソードでした。

        「大切なのは失敗した後にどうすればよいか経験させること」
        →この発想が私にはなかったです。いかに失敗させないようにするか,いかにその子供が他の子供に近づけるのか,そういうことに目を向けていました。失敗した後にどういう風に対応力をつけていくことも教師の大切な役割だと知りました。

        今回の講座は「日誌を読み上げる」という非常にシンプルなスタイルでした。細工がない故に力量が問われます。授業への洞察力,子供を第一に考える熱い教育観,自分の経験を客観的に振り返ることができる考察力,それを分かりやすく詩的な言葉で綴る文章力,そして聞き手を引きつける話術…,すべてに脱帽し,感動した講座でした。続編を熱望しています。

        (文責:東北青年塾「武田」)




        「第17回東北青年塾 記録」目次

        1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
          1. 小川まりも 「詩の授業」
          2. 渡邉謙一 「研修日誌」

        2. 第2部 野中信行氏 講演
          1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
          2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

        3. 参加者感想







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        小川まりも「詩の授業」感想記録

        2010.06.16 Wednesday 19:07
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          小川17

           はじめに「春のうた」(草野 心平)の詩の書かれたプリントがわたされました。(スマートボードのスクリーンにも、「春のうた」が映し出されています。)

          春のうた 草野心平

          ほっ まぶしいな。
          ほっ うれしいな。

          みずはつるつる。
          かぜはそよそよ。
          ケルルンクック。
          ああいいにおいだ。
          ケルルンクック。

          ほっ いぬのふぐりがさいている。
          ほっ おおきなくもがうごいてくる。

          ケルルンクック。
          ケルルンクック。


           まず、1回音読した後、題名のわきに○を10個書きました。1回読むごとに○をそめていくというシステムです。その後、連読み等、読み方に変化をつけた音読を行いました。 
          1回音読をするたびに、「声がそろっていて上手でした。もう〜回ですね。○をぬりましょう。」という小川さんの声がけがありました。そのような教師の声がけが授業にリズムを作っていくのだと思いました。

           次に、「ほっ」というかえるのつぶやき(4つ)を○で囲みました。そして、それぞれの「ほっ」とつぶやいた時のかえるの気持ちを考えながらプリントに書きこみ、ペアで発表し合いました。その際、発表の仕方として、スマートボードのスクリーンには以下の言葉が示されました。
           
          (1)どんな気持ちですか
           (2)その気持ちをこめて、読んでみてください。〜上手だったら、拍手〜
                       
          さらに教師に指名された二人の方が全体の前でモデルとして実際に発表したことで、参加者の全員が活動のイメージを持つことができました。このように、モデルを示しながら発表のやり方を確認することで、どの子どもも安心して学習に取り組むことができるのだと感じました。
          その後、ペアで発表→全体の場で指名された2人が発表するという活動を、それぞれの「ほっ」というかえるのつぶやきの違いを考えながら4回くり返しました。実際にやってみると、「ほっ」という言葉の解釈が多様にあること、その解釈を音読で表すことのおもしろさや難しさを感じることができました。
          4つの「ほっ」のつぶやきの気持ちを考えた後、「かえるは、どうしてうれしいのですか。プリントに書きましょう。」という発問・指示が出されました。ちなみに私は、「じっと土の中で春を待っていたかえるが、日差しや水や風、花のにおいから春が来たことを体全体で感じたから」などと書きました。

          最後に、同じ、草野心平さんが書いた「秋の夜の会話」という詩がスマートボードに提示されました。

          秋の夜の会話
          さむいね。
          ああさむいね。
          虫がないてるね。
          ああ虫がないてるね。
          もうすぐ土の中だね。
          土の中はいやだね。
          痩せたね。
          君もずゐぶん痩せたね。
          どこがこんなに切ないんだらうね。
          腹だらうかね。
          腹とつたら死ぬだらうね。
          死にたかあないね。
          さむいね。
          ああ虫がないてるね。



          この詩の音読後、再度、「かえるは、どうしてうれしいのですか。」という発問が投げかけられました。
          2つの詩を比べたことで、「今年も無事に春を迎えることができたこと、生きていることの喜びを感じているから」と、感想が生と死を意識した内容へと変化しました。同一作者の詩を比べることで、かえるの気持ちの読み取りが深くなることを感じました。

          今回の小川さんの授業に対し「テンポのよさ」、「本授業におけるスマートボード活用の有効性」「いぬのふぐり等、イメージを助ける写真の提示」「『ほっ』というつぶやき≠ほっとした気持ち」「本時のねらい」等についての意見や質問が出されました。
          個人的には、既に書いた通り、同一作者の詩を比べたり、重ねたりしながら読むことで詩の解釈が深まるという学びを体験できたことが一番の学びでした。お忙しい中での模擬授業本当にありがとうございました。

          (文責:東北青年塾「増川」)



          「第17回東北青年塾 記録」目次

          1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
            1. 小川まりも 「詩の授業」
            2. 渡邉謙一 「研修日誌」

          2. 第2部 野中信行氏 講演
            1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
            2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

          3. 参加者感想








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          参加者アンケートから第17回東北青年塾をふり返る

          2010.06.16 Wednesday 18:26
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            第17回東北青年塾をふり返ります。
            今年度、初の出張青年塾が向かった先は、山形県でした。
            会場は、山形大学。いい場所をお借りできました。関係各位に御礼申し上げます。

            17回を迎える東北青年塾。実は、まだ同じ講師を招いたことがありませんでした。
            今回、野中先生が初の2度お招きする講師となりました。
            わたしたちの要望に対し、快く応えてくださった野中先生に、感謝いたします。
            当日は、30名を超える参加者があり、みなさん大変熱心に参加していただけました。

            仙台という固定した場だけでなくとも、安定した開催ができるようになってきたこと、大変嬉しく思います。

            参加者アンケートから当日の様子をふり返ってみます。

            (東北青年塾代表:阿部)

            1 「第17回東北青年塾」の内容について


            17回内容
            いつも通り、「大変満足」「満足」が多数を占めました。若干「少し不満」が見られますが、これは会に対する不満と言うよりも、ご自身の内容を消化するという部分に向けての不満のようでした。


            2 「第17回東北青年塾」の方法について


            17進め方
            こちらも「大変満足」「満足」が多数を占めました。やはり「少し不満」が見られますが、ライフヒストリーのインタビュー時間がもう少し長いとよかったという、インタビュアーにとっては(実はわたし:阿部)嬉しい回答です。このあたりの時間の調整、兼ね合いを考えていきたいと思います。

            3 「第17回東北青年塾」参加者の声



            いつものように、参加者の自由記述アンケートを以下の通りにまとめました。事務局に提出していただいた全アンケートです。お読みいただいて、当日の様子を想像してみてください。
            こちらで、参加者みなさんと(もちろん、参加されなかった方も)ふり返りができると幸いです。

            • "小川先生の授業、草野心平さんの「春のうた」「秋の夜の会話」2つの作品を読み重ねることで読みの深まりを体験できたこと、おもしろかったです。渡邉先生の「研究日誌」というスタイル、聞きながら様々に想像し、自分の中で思考できたことで、驚きの体験でした。新たな可能性を感じました。
            • 野中先生の授業づくりの話をお聞きし、現場の教師の視点での提案、特に“日常の授業を変えていくか”という点に共感しました。自分の授業づくりをふり返ると単元づくりは意識しますが、一時間一時間の授業づくりが安定しておりません。今回教えていただいたことをもとに、自分なりの授業づくりの視点や条件を見直していきたいと思いました。
            • 1日の大半の時間が授業であるにもかかわらず、教材研究ができず、まさにその日暮らしの授業をして、ドキッとしていました。だからこそ説明が長くなり、飽きさせてしまっていたのだと思います。ただ野中さんが70点という点数でOKの話をしていたので、そこを目指し、日常の授業をかえていけたらと思います。ありがとうございました。
            • 渡邉先生の研修日記はとても興味深く聞き入りました。特別支援教育の視点から現場の子どもたちや先生方をあのように表現なされる熱い心に感激しました。味噌汁ご飯授業は教師の成立のために真剣に考え取り組んでおられることが伝わってきました。それが子どものためとなり、学級学校の安定につながり社会の平和幸せとなるのだろうとそのグローバルさに感銘を受けました。わたしも味噌汁ご飯の授業に力を入れ、若手と共にがんばっていこうと思いました。
            • 自分の日常の授業・保育について見直すよい機会となりました。行事に追われる日々ですが、なぜその行事があり、どの力をつけたいのか、ふり返り、自分の日常について、もう一度見直したいと思います。
            • 小川さんの模擬授業により、「詩の授業」についてそのおもしろさを再認識しました。野中先生の講演の前にすてきなプレゼントをもらった気がします。
            • 野中先生のことばには「力」があります。「学級経営・学級づくり」には、もちろんのこと、本日の「授業づくり」についても、その「力」を感じました。完成版の「3・7・30」も挑戦中の「味噌汁・ご飯」も両方知ることができ、その両方をリンクさせたときに野中先生からいただいたプレゼントの大きさ、すばらしさがわかるような気がしました。
            • 模擬授業とミニ講座では、授業や講座の目的、ねらいを最初に示すことの重要性に気づかされた。「これは何を提案したいか」「この時間の意図は何だろう」と思いながら時間を過ごすと頭が二分されてしまって集中できないことを実感した。自分の授業に生かしていきたいと思います。
            • 野中先生の「味噌汁ご飯」授業の問題提起、まったくその通りだとうなずきながら聞いていました。自分の日常でも授業づくりのフレームを意識していきたいと思います。最後に示されていたメソッド、今後の具体的な提示を楽しみにしたいと思います。
            • ライフヒストリーインタビュー。阿部さんの質問の背景に『学び合い』があると考えると、聞きたいことがよくわかりました。根本思想が違うからかみ合わなかったのだと思います。"
              遠く山形でありがとうございました。野中節をまた聞くことができ、本当に感激しています。
            • 「味噌汁ご飯授業を提起する」ということでまだ準備段階のお話を聴くことができて、貴重な体験をしました。今後、どうなっていくのか楽しみです。阿部さんのインタビュー、自分と視点が違っておもしろかったです。
            • 模擬授業が大変勉強になりました。発問の仕方、表情などわたしの実践からすると、天と地ほどのわかりやすいと感じ、刺激を受けました。研修先生のお話も運動会の意義などとても深いと思いました。70点の授業についてスポーツを例にとると、アマチュアの人が自分で感じる70点とプロが感じる70点は違うと感じます。つまり、その人その人で70点の意味が違うと思うのです。やはり自立心はもっていたいと思いました。今日も大変貴重な勉強の機会となりました。ありがとうございました。
            • 野中先生のお話を聞き、普段の授業をどのようなことを考えてつくっていけばよいかを学ぶことができました。授業のテンポ、リズムの大切さを改めて感じました。異動してから学校の流れについていくのがやっとで、授業がおろそかになってしまい、子どもたちに申し訳ないと思っていました。今日、学んだことを行かしていきたいと思います。
            • 「味噌汁・ご飯」の発送、とてもおもしろかったです。僕の知らなかった話をたくさん聴くことができました。僕はこれまですごく偏食をしていたので、短時間だったのですが、とてもおなかいっぱいになりました。栄養満点の一時でした。ありがとうございました。
            • 野中先生の明確でわかりやすい語りやすい口調に引き込まれました。野中先生の考えは「当たり前のことを当たり前に行う」ことだと思います。ただ、現実ではそうなっていない学校が多いということなのでしょうね。自分自身、当たり前のことをきちんと積み重ねて行きたいと思います。ありがとうございました。
            • 日常の学校生活をどう送っていくのか、そしてどう授業を創っていくのか、基本的なことを考えることができました。授業研究となると一大イベントの感じがするが、それよりも毎日の授業がもっともっと大事である。自分は「全員参加」の授業になっているかと問われると、まだまだなので「テンポよく」をこころがけていきたいと思いました。子どもの「ノート」についても全教科しっかりできているという自信はないなと感じました。特に毎日の国語では何をノートに残し、何を考えさせるのか、しっかり足跡を残さないといけないなと感じました。
            • 持ち授業とても勉強になりました。特に「秋の夜の会話」の詩を出された時は「やられた!」という気持ちになりました。わたし自身も教材文を深めることができました。
              渡邉先生の文章、感動しました。現在、ADHDのお子さんを担任していて、教師はどうかかわればよいか、個人的にもお話ができ、うれしく思いました。ありがとうございました。
            • 野中先生の「味噌汁ご飯」の授業の日頃考えている授業観を大きく変えていただき、肩の力を少々抜いて日常授業にあたれそうな気がします。今日の授業の目標に対して「これは絶対はずせない」という現実課題に今後も取り組んでいきたいと思いました。
            • リズムとテンポのある授業で、短時間で音読の質の変容がわかりました。発問の「どんな気持ち?」は楽しい気持ちとしか思い浮かばない子どももいるので、机間指導の時、いいことを書いている児童のノートのキーワード等アナウンスしてもらえるといいな・・・と思いました。最後の「秋の夜の会話」の提示は「生と死」を対比させ、より深い読み取りができました。
            • 指導主事の先生が問題提起をしてくださるなんて、驚きでした。特別支援を必要とする子どもも、必要としないいろいろな子どもも生かされる学習活動を求めていかなければと思いました。ある本に書いてあるのですがこれからの学級は「フルーツジュース」ではなく「フルーツサラダ」をめざすとか・・・つまり、それぞれの素材を生かしておいしさを倍増させるそうです。
              野中先生の提言。大いに納得です。今、現場で最も大切な考え方だと思います。子どもにとっては「飽きない」教師にとっては物理的に「継続できる」授業が「味噌汁ご飯授業」だと思いました。
            • 野中先生のお話を楽しみにこちらに伺いました。60-70点の日々の授業でいい、という提案に納得できました。全員参加と活動のある授業という2つの目標が日常の授業のレベルを支えるポイントと深く感じました。若い方だけでなく、多くの方に広めたいお話と感じました。次回は学級づくりについてぜひお話いただきたいと思います。ありがとうございました。
            • 「味噌汁・ご飯」授業について初めて話を聞き、日常授業を変えていくという視点に非常に納得させられました。少しの手立てや意識で傍観者を作らない授業につながるのだなと感じました。日常の授業の積み重ねが学力や学級経営においてとても重要だと思うので、一つずつ実践していきたいと思います。
            • 小川さんの模擬授業は構成がしっかりしていると思いました。「どんな気持ち」という問いかけは多様なので、小学生相手ではちょっと迷いが出てくるかなぁと感じました。
              野中先生の講座は、前段は必要感がうすかったのではないでしょうか。ここに集まっている方々は感心が高いと予想されますので。「味噌汁・ご飯」の具体的授業像へのステップが分かりかけてきました。もう少し詳しく聴きたいところもありました。阿部先生。もっと突っ込めばおもしろかったのになぁと思いました。「味噌汁・ご飯」の主語は何か。これは考えさせられます。インタビューがもっと長かったらよかった。"
            • 高校の英語の教員です。中学校の英語の教科書等を見てみると、本当に内容が盛りだくさんで教科書は教員に「ごちそう」の授業を求めすぎ、本当に大事な「味噌汁・ご飯」の授業ができにくくなっているのではないかと感じています。本当に大切なのは、「味噌汁・ご飯」の授業で生徒の学力を保障することが重要に思われ、野中先生のお話は本当に参考になりました。ノート指導の大切さなど、我々教員が自分で何が大切なのかをしっかりと考えて指導することが大切だと考えます。教師哲学を学んだ気がします。小川先生の授業も大変参考になりました。
            • 自分の普段の授業をふり返ってみて、改めて意識していかなければならない部分というものが見えてきたと思います。特に授業の磯基本の技術について、できていないものの方が多いと思いました。自分(教師)だけが満足して、子どもを置き去りにした授業をしているのだと反省しました。自分のできるところから、一つずつでも意識を高めて実践していく必要があると思いました。テンポのある模擬授業、わかりやすい講義、ありがとうございました。
            • わたしはまだ学生なので、実習以外の授業はしたことがありません。ただ、その実習の授業づくりにおいて、「実際担任などをしていたら、一つ一つの授業にここまで手はかけられないだろう」、だから「学級づくり」が大切だ、と考えていました。しかし、なかなかイメージがわかず、あまり、考えを深められずにいました。今回、“日常授業”という視点を与えていただき、少しイメージを持つことができました。また、以前「詩の授業」をした際、内容に入り込みすぎて失敗したことがありました。今日、2つの詩の模擬授業を受け、やはり詩は“読むこと”が大切だと実感することができました。注文があるとすれば、「ノート指導」についてもっと詳しく聞きたかったです。
            • 実際教師となったとき、「毎事業を実習でするような授業ができるのだろうか」と思っていましたが、今回、「味噌汁・ご飯」授業について知ることができて、日常の授業のとらえ方、考え方がかわりました。私は教材研究をするときに、どこから手を付けてどのように勧めていけばいいのか困ってしまうことがあるので、メソッドがあってそこから教材研究を進めることができると考えたら少し勇気が出てきました。ありがとうございました。
            • 今日はありがとうございました。普段あわただしく過ごしすぎているせいか、お話を聞いて、あらためて気づかされることが多かったです。日常授業の方が圧倒的に多いこと、授業を改善するには日々の授業が大切であること、子どもたちが授業にのってこないのにはわけがあること、指導言のことなど、様々な面で自分の授業をふり返ったり、見直したりする視点をいただきました。これから欲ばらずにできそうなところから取り組んでみようと思いました。
            • 日常的な授業”というのは日々実践していきたい内容だと思いました。教師になったときに実践してみたいと思いました。一つ思ったことは、“日常的な授業”の中で学力的について行けないこともあると思います。そういう児童には、どう指導するのかと思いました。何かフォローなどがあれば知りたいと思いました。
            • これまでの形式的な授業研究の方法に鋭くメスを入れられる野中先生のお話、とてもおもしろく痛快でした。日常の授業を60点、70点でもよいから少しずつ改善していこうという提案にとても勇気づけられ活力になりました。東北青年塾のアットホームな雰囲気もとてもよかったです。
            • 「授業の基本型」の考え方は、全くその通りだと思いました。教科や教材のおおまかな基本形を身に付けることで授業の構想が素早くすっきり行えるのだと感じました。そのように実践を重ねながら質を高めていきたいと思います。味噌汁で例えるならば、味の素でだしをとっているのを、こんぶだしでだしをとることに少しずつ慣れて徐々に苦もなくおいしい味噌汁を作れるようになるようなイメージでしょうか。ごちそう作りにチャレンジするのも忘れずに・・・。
            • 渡邉先生のミニ講座から参加しました。まず学級の中のハンディキャップ、学習障害をもつ子どもとのかかわりから学べることが多かったです。また、運動会の疑問もなるほどと思いました。
            • 野中先生の提起は考えさせられるところが大きかったです。平常授業をどう創る(作る)か、教員養成大学の課題なのに・・・と今頃改めて感じています。
            • 今日は大変勉強になりました。今年、初任者研修を受けています。講座で話していただいたように「その日暮らし授業」になっています。今回お話をうかがい、「このままではダメだ!」と思いました。課題はたくさんあるのですが、まず、一時に一つの指示を出すことに気をつけたいと思います。子どもが飽きない授業を目指し、努力していきたいです。
            • 「未曾有の授業崩壊」となるかどうかはわかりませんが、授業である以上、学習課題がはっきりあって一人ひとりが考えて発表し、そこにネームカードで「だれが」言ったかがわかり、終末に学習課題に戻り、自分に向かう「ふり返り」の時間がある、というあたりは変わらないと思います。ところが、この骨格があまり安定しない授業が増えているような印象があります。まずは、学習課題かなと思っています。模擬授業、いいですね。頭にスイッチが入ります。




            「第17回東北青年塾 記録」目次

            1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
              1. 小川まりも 「詩の授業」
              2. 渡邉謙一 「研修日誌」

            2. 第2部 野中信行氏 講演
              1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
              2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

            3. 参加者感想







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            「第17回東北青年塾」のふり返り

            2010.06.16 Wednesday 18:10
            0
              野中1

              2010年6月12日(土)13時〜17時。
              山形県山形市の山形大学小白川キャンパスにおきまして「第17回東北青年塾」を開催しました。
              今回のメイン講師は野中信行先生です。「味噌汁・ご飯」授業を提起するというテーマでのご講演でした。野中先生は、東北青年塾では初の2度目のご登壇になります。
              また、野中先生のご講演に先立ちまして、我が東北青年塾メンバーお二人が模擬授業とミニ講座を開いてくださいました。
              そのときの記録です。

              このエントリから、それぞれの場面、様子へジャンプしてご覧いただけます。
              どうぞご覧ください。


              「第17回東北青年塾 記録」目次

              1. 第1部 模擬授業・ミニ講座
                1. 小川まりも 「詩の授業」
                2. 渡邉謙一 「研修日誌」

              2. 第2部 野中信行氏 講演
                1. 「味噌汁・ご飯」授業を提起する
                2. ライフヒストリー・インタビュー(インタビュアー:阿部隆幸)

              3. 参加者感想






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