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渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」感想記録

2008.10.14 Tuesday 19:19
0
    渡邉7
    渡邊先生のはじめの一言…
     「楽しい『国語』授業を…!」

    本日は、“わかりにくさ(学びにくさ)”を配慮した授業づくりのために、「教えて考させる」「ICTの活用」「特別支援教育」の三つを掲げた。
    前回…
     「SENに答える」 学習環境
               授業づくり
               学級経営
               学校全体:コーディネーター(ex. WWS)
                   :カウンセラー

    集団に対する明確な流れを!!

    その中で、“わかりにくさ(学びにくさ)”について導入


    模擬1:「漢字の書き取り」の“学びにくさ”


    ex.
    渡邉1
    W:ここの□に入る「うつ」という漢字、知っていますか?
      もちろんわかりますよねえ?
      時間は1分です!
      では、ヨーイ スタート!
     ・・・(少し時間が過ぎ)
     できた人からもってきなさい!
     正しく書いてくださいよ!

     ・・・(1分を過ぎる頃、呆れた怒り口調で)
     え? わかんないんですか??
     何やってるんですか?
     早く書きなさい!
     覚えてなさいよ!

     ・・・
     正解は
    渡邉2
    ですね!

    覚えてくださいね!

    では書いてください! (・・・ そんな短時間では、当然書けません。。。)
     その様子を見てすかさず
    W:覚え方を教えましょう!!

    「リンカーンは アメリカンコーヒーを 三杯飲んだ」
    渡邉3

    漢字を見ながら言い直すと・・・
    『「林」「間」「ワ」 「米」「缶」「コ」ー「ヒ」ーを 「三」杯飲んだ』

    *覚えやすいです!今では、この覚え文句を言いながら「憂鬱」と言う漢字を、コーヒーを片手に書いています(笑)。

    模擬2:「計算」の“学びにくさ”



    ex. に+と=ぬ , へ − に=は , は×に=と , り÷は=ほ ,
     
     では・・・ と÷に=○ ??

    W:(焦らせる口調で)
      できた人からもってきなさい!
      なーに。早くしなさい!
      まだできないのか??
      駄目だなぁ。。。

    答えは 「は」 です!

    W:まさか、みなさん!
        1234567890 = いろはにほへとちりぬる
      なんて数えてないでしょうねえ??
      数の数え方は、
        0123456789 = いろはにほへとちりぬる
      でしょう!!

    *この「0(ゼロ)」が、こども達にとっては“くせもの”なんですね!と渡邊先生。わたしもまんまと引っかかりました(笑)


    こららの模擬を通して、
    “わかりにくさ(学びにくさ)”は、一人ひとり違う!!
    でも・・・
     たとえば、一学級に30人いたら、その一人ひとりに配慮なんかできない。。。

    ★ここで注目★


    Q:「入力システム」に差があるのでは??
    渡邉8
    *順々:部分から全体に覚えてゆく。
        一つずつ、順番に覚えていく。
    *全体:全体から部分に覚えていく。
        いっぺんに、固まりとして覚える。

    たとえばここで、道を人に聞くとき、
     耳が強い人は・・・ 次の角を右に行って、
              そのまままっすぐ行って、
              二番目の角を左に曲がると、
              目的地があります。

     目が強い人は・・・ (地図を見ながら)
    渡邉5
              ここを右に曲がって、
              まっすぐ行って、
              ここを左に曲がると

    Q:では、自分はどっちが弱いか?
      Ex. 漢字 ・・・ 書き順(順々)
            ・・・ 全体を見てから書き順(全体)

    A:それを教え方に結びつけたら?
      しかし、先生は一人しかいない。逆が得意な生徒はどうしたらいい??
      
     「学び方」の違いを大切にする!!
        ・授業の展開
        ・板書
        ・ワークシート
        ・テスト
        ・発問              etc…..

    →もちろん中には、目でみて、順々に積み重ねていくやり方の方が得意な人、または、
     耳で聞いて、全体を先に把握する方が得意な人もいるだろう。
    渡邉9
    *順々:部分から全体に覚えてゆく。
        一つずつ、順番に覚えていく。
    *全体:全体から部分に覚えていく。
        いっぺんに、固まりとして覚える。
    この「目」や「耳」に注目することで
      ・自分の型を知ることができる。
      ・質のいい型を目指す。(←渡辺先生、良い型とはどんな型でしょうか?)
      ・自分の「型」を破る
      ・フォローアップ
     *共倒れには気をつけて!

    Q:では、「目」と「耳」両方を与えればいいのか?
      ・・・逆に二次元で情報を与えると、混乱することはないのか?

    A:各々の入力・記憶・整理・引き出し方などの“学びにくさ”を知って、子どもたちが「こうすればできる!」というのを見つけられたらいい!

     渡邉先生のメッセージでした。

    最後に・・・
     現在、郡山市のビックパレット福島で開催されているe-スクール2008の案内をしました。
     この案内の方法もパワーポイントを駆使し、「目」を活かして、「このようになっています」と全体を見せたり、「耳」を活かしてパワーポイント自体は小さく見せ、流れを詳しく説明したりしていた。

    <Q&A>


    Q1
    今日のミニ講座は、スライドの量が多くて、疲れる気がした。
    W
    確かに、本当に伝えたいことが曖昧になってしまうかもしれません。この量は多かったです。

    Q2
    今回は「目」と「耳」に焦点を当てて見ていきましたが、そのポイントを「マニュアル派」と「実際にやってみる派」に分けるのも有りですよね?例えば、初めて機械を使うときに、しっかりとマニュアルを読んでからスイッチを入れるか、まずスイッチを入れて動かしてみて、分からなくなってはじめてマニュアルを見るという方に分けてみても面白いですよね?
    W
    たしかに、今回は「目」と「耳」に焦点を当てましたが、別のところに視点を向けてみるのもいいですね!!

    Q3
    一人ひとりに対応する時間が、今の先生方には本当に難しいかもしれないが、持ってほしいことは確か。
    W
    時間がない中でも、一人ひとりの「学び方」(“わかりにくさ”や“学びにくさ”)がわかっていれば、机間巡視のときも多少ヒントになると思う。

    <渡邉先生の講義の感想>


     初めて東北青年塾に参加させいただいて、本当に多くのことを学ばせていただきました。特に渡邉先生の講座を初めて受け、子どもを見る視点をこのように分類することで、教師にも生徒にもわかりやすい場の設定ができると感じました。また、わかりやすい場にすることは、居心地のいい場でもあると思います。すなわち、教師が子どもをより理解するためにいくつかに焦点を絞ることは、利点を多く含んでいると思います。もちろんリスクはあります。しかし、子どもにとっても自分を理解するための手段や、子ども同士の理解を深める手段に、少なからず貢献し絵いると感じました。
     渡邉先生、貴重なお話をありがとうございました。今後も、渡邉先生ならではの視点を楽しみにしております☆

    (文責:東北青年塾「安齋」)


    「第7回東北青年塾 記録」目次

    第1部 ミニ講座


    1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
    2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
    3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

    第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


    1. 石井講座感想記録

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    米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」感想記録

    2008.10.13 Monday 19:57
    0
      米望

      さいたま市の教育「潤いの時間」(人間関係プログラム)の説明


       さいたま市では、国際社会をたくましく豊かに生きる児童生徒の育成を目的とし、人間関係プログラムや英会話を「潤いの時間」として教育課程に導入していて、今年で実践4年目になるという説明がありました。
       人間関係プログラムは、目的によって、
      • 学級にあたたかな人間関係を育む
      • 会話において必要となる基本的な技術の習得
      • 相手とトラブルにならないように自分の気持ちを伝える技術の習得
      の3つの単元にわかれ、目的に応じたエクササイズを行うそうです。

      人間関係プログラムの演習


      ☆約束の確認
      まず、エクササイズを始める前に、約束をみんなで読みました。内容は、悪ふざけやからかいをしない、ルールを守るなどです。約束の確認は、エクササイズを進める上で重要で、必ず毎時間全体で確認しているというお話がありました。

      ☆聖徳太子ゲーム
      エクササイズ「グループ作り」を行い、4人グループを作りました。4文字の言葉を考え、一人一文字担当します。『とうほく』であれば、Aさんは『と』Bさんは『う』Cさんは『ほ』Dさんは『く』で、せーの『とうほく』と声を合わせて言います。ほかのグループは、何と行ったのか当てます。やるグループは、当てられないように相談をしたり、作戦をたてたりします。米望先生は、ルールの確認を丁寧になさっていました。聞き漏らさないようにしようということで、会場がシーンとなりました。子どもたちも本当によく集中して聞くとおっしゃっていました。
      当てられないようにするため、また当てるためにグループで話し合いが生まれ、グループが団結できるエクササイズでした。

      ☆けんか場面のシナリオ
      お手伝いを頼まれたグループ(人数は4人)が、リーダーの用意したけんかの場面のシナリオをロールプレイングしました。けんかの場面の話の続きをグループで考え、また役割分担をして演じるというエクササイズでした。役割は、「1.口げんかしている子」「2.口げんかしている子」「3.けんかを止めに入る子」「4.見ている子」です。
      時間の都合上、最後までできなかったのですが、私のグループでは、「3.止めに入る子」が「4.見ている子」を巻き込んで、けんかの仲裁をするという方向にしました。

      ☆ふりかえり
      エクササイズの後はふりかえりを行いました。エクササイズを行った後のふりかえりが一番大切で、やりっぱなしにしてはいけないというお話がありました。
      エクササイズを通して、自分が感じたこと、思ったことを表現しすることで、自分の考えを話し合うことになります。

      質疑応答


      • 実際に実践して子どもたちはどう受け止めているか?
        • 導入されて4年目ということもあり、慣れてしまい、教師の期待する反応をするようになっている。しかし学年が上がるにつれ、エクササイズの内容は変わっていくので、楽しんで取り組んでいる。

      • 定着はしているか?普段の生活にいかされているか?
        • トラブルがあったときに「あのときにやったでしょ?」とお互いに声をかけ合うことができるようになってきている。

      • 実践する教員の方はどうか?
        • プログラムが始まって四年目。子どもたちよりも教員の方がマンネリ化している。マンネリ化を打開するために、今年から新しく補助的なプログラムも導入された。
        • 保護者会でプログラムを取り入れるなど、保護者にも紹介し、広げている。


      〈記録者感想〉


       説明を受けながら、エクササイズを体験することができ、とても楽しんで学ぶことができました。人間関係プログラムが「潤いの時間」ということで、授業時数の中に位置づけられているのがすごいなと思いました。私の学校ではそのような時間はなく、自分が時間を見つけて、実践していかないとできないからです。またプログラム化されていることで、私のような新米教師にも、やる内容がわかっていいなと思いました。
       米望先生の説明の仕方、進め方がスムーズで、安心感を持ってエクササイズに取り組むことができました。穏やかな話し方がとても印象的で、リーダーとしてとても重要なスキルだと思いました。私も、教えていただいたエクササイズを自分の学級でやってみたいと思います。
       ありがとうございました。


      (文責:東北青年塾「正木」)


      「第7回東北青年塾 記録」目次

      第1部 ミニ講座


      1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
      2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
      3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

      第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


      1. 石井講座感想記録

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      片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」感想記録

      2008.10.13 Monday 19:46
      0
        片野2
         本授業の位置づけは、児童は沖縄のことを授業で学んできており、自分が学んだ沖縄の知識を活用するまとめ的な部分である。

        プリントを配付する


         プリントには、大小様々な形の四角形や吹き出しがある。また、四角形は波線や二重線、点線などいろいろな線で構成されている。どうやら新聞のようなものを作るようだ。
        板書:あなたにとっての沖繩を皆さんに伝えてください。

        様々な写真を配付する


         写真の大きさはA4用紙に縦3枚横3枚計9枚が均等に並べられた大きさ。写真数は21枚ある。パイナップル畑やサトウキビ畑、沖縄そばや風景、建物などが並んでいる。
        T:写真から、あなたにとっての沖縄を皆さんに伝えてほしいです。
         写真を切り貼りし、キャッチコピーをつけ、受け手に届くチラシを作ることが分かった。
        T:4人でグループを作ってください。
         4人で協力して新聞を作るように考えた人もいたようだ。4人でグループになった理由は、各自が作った新聞を後々グループ毎に交流するためとのことで、グループになる理由を説明するか、グループを作るタイミングを考えるかする必要があったかもしれないと思った。

        活動(写真を貼り、キャッチコピーを各自でつける)10分


         自分が自信を持って説明できるものは、サトウキビ畑や沖縄そばなどしかなかったので、私は食べ物でまとめてみようとした。
         写真にあったキャッチコピーをつけるところはいろいろ考えさせられた。どの写真を選ぶか、どのように並べるか、メインはどの写真を使うかなど、いろいろ思考を要した。楽しい時間だった。
        T:グループ毎に交流してください。
        T:〜というわけで、〜を選んだ。というようにして交流してください。
         私のところのグループでは、食べ物が多かった。
        • グルメツアー
        • おいしいものいっぱい
        • ミュージックツアー

        など

        [質疑から]


        1. ワークショップ型授業について
           ワークショップ型授業では、はじめに本辞の流れ、型、目標、ルールを示すのだが、甘かったのではないか。何を目的として活動させたいのかが十分伝わらなかったという意見が出された。
           片野先生は、「発信力=表現力+送り手として自分の思いを受け手に届かせる」ととらえており、写真とキャッチコピーをどのような体裁にすれば受け手に届くかということを重視したかったようだ。
           また、思考力を「どの写真を選べば自分が訴えるものに近づくことができるか」ということで、
          • フラット型(写真の選択) ・ボトム型(ランキング)
          • キャッチコピー(写真との連携、言葉の使い方)
          • 写真の大小

          など、様々な思考力を期待していたようだ。
           これら目標としていたことが、明確に伝わるはじめの説明、終わりの振り返りを工夫していくことが課題として見えてきたのではないかと考えた。
        2. ワークシートについて
           ワークシートを作成するにあたって、ワークシートを見ただけで子どもたちが動けるのが大切。そのために線の太さなどにもこだわって作るのだそうだ。今回の片野先生のワークシートや配った写真資料なども子どもの立場に立って考えてみると、さらに工夫、改善ができそうだ。

        [記録者感想]


         ワークショップ型授業を行うにあたって気をつけるべきところ、ワークシート作成についての注意点、発信力をどうとらえ育てていくか、思考力をどうとらえ育てていくかなど、いろいろ考えることができた貴重な発表でした。ありがとうございました。
         私は何より、東北青年塾参加に対する片野先生の姿勢に刺激を受けます。進んで実践を発表しようとする受け身ではない姿勢をみて、消極的な自分、自信のない自分を恥ずかしく思うわけです。
         片野先生のレジュメの最後に次のようにありました。
        「発信力」を中心とした「学びの質を高める学習指導の在り方」について追究しようと思い始めたばかりの稚拙な内容でございます。
         とはいえ、一歩一歩ずつ、登っていきたいと思います。こんな私によいご助言をいただければ幸です。

         追究すべき課題を自ら設定し、実践をまとめて発表し、教えを請うてさらによくしていく。このような片野先生の姿勢に学んでいきたいと思いました。
         ありがとうございました。

        (文責:東北青年塾「高橋」)



        「第7回東北青年塾 記録」目次

        第1部 ミニ講座


        1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
        2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
        3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

        第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


        1. 石井講座感想記録

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        石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」感想記録

        2008.10.13 Monday 11:53
        0

          1 ミニ演習 (自己PR)


          あべたかさんによる熱い紹介のあと,自己紹介をなさる。

          「みなさん,こんにちは。」手を使った身体表現あいさつ・・・・・楽しい。
          石井先生を初めて拝見した私であるが,ここで一気に親近感がわく。
            
          続いて「浮沈子」手品を披露
          水の一杯入った500mlのペットボトルの中にウキが入っている。
          ペットボトルを右手で逆さに持って、ペットボトルの下から左手で見えない糸を引っ張るとウキが沈んでいく。見えない糸をはなすとウキは再び元気に浮かび上がる。
          みんな,見事なハンドパワーに引きつけられ,食い入るように見つめている。
          石井講座1

          石井先生は手品をこうふり返られた。
          「私は手品を見せている間,言葉を発していません。
          でもみなさんは、集中して見ることができました。その集中力はどうして生まれたのでしょうか。それは音声言語以外の集中させる視点,目から集中させる演出だったのです。」

          さらに次の様に述べられた。
          「『表現力アップ』を読み替えると『演出力アップ』となります。
          演出力アップの手立てとしては『音声(話術)』と『視覚に訴える』この2つが重要です。特に人間は情報を受け取る時に,目からの情報が多く入ることが大脳生理学でも実証されています。この2つを駆使していけば授業力は向上するでしょう。」

          「浮沈子」の作り方
          プラスチック容器の口の部分に穴をあけ、クリップを通してウキにする。
          ペットボトルに水をいっぱいに入れ、調整したウキを入れてキャップをする。
          ペットボトルをつかむとウキが沈み、力をゆるめればまた浮いてくる。
          参照HP http://saikyo.la.coocan.jp/geo/fuchin.html


          2 本日の最終目標 予告


          最近,ラジオのトーク番組で引き込まれた話を紹介
          話の内容もさることながらその話術に引き込まれたと言うこと。
          その優れた話術に近づくべく,これからの講座が始まるわけである。

          その内容とは
          (東京FM「サントリー・サタディウェイティングバー・アヴァンティ」2008.9.27放送) のものである。 風間武さん(三菱自動車)の『電気自動車』の話
           電気自動車は「エンジンのない車」。その構造はモーターと電池で走るオモチャの車と変わらない。そして電池の性能が上がることによって実現しつつある。
           電気自動車の開発は、三菱自動車においては1969年に始まったので、約40年もの年月をかけている。その間、劇的に性能が上がったのは「電池」だった。リチウムイオン電池という新世代の電池が登場したのが非常に大きい。
           三菱自動車の次世代型電気自動車「i MiEV」の場合リチウムイオン電池を約200kg搭載している。この電池のおかげで走行距離160km、最高速度130km/hを実現した。
           一般的に「1日あたりの走行距離は80km以下」という人が9割を占める。そこで「ガソリンの燃費を計る時の走り方」で160kmなら、統計的にほとんどの人のニーズを満たす。
           現実問題として、職場や買い物先で充電するという使い方も考えられるので「i MiEV」は一般家庭のコンセントが使えるようになっている。100Vの電源でゼロからフル充電するのに14時間。電気代は450円。
           この「i MiEV」、国の補助金なども含めて1台300万円以下を目指している。来年の夏には発売の予定。
          (AVANTIホームページより抜粋)

          最終目標は上記の文に書き足したり書き替えたりして,魅力あるスピーチを作り上げることであった。
          一人で全文するのではなく,6段落のうち1段落のみを書き換えてスピーチすることになる。座席順に割り振っていき担当を決める。
          1段落当たり三人程度が割り当てられる。
          担当となった段落を魅力ある文に書き換えることを念頭において,本講座を受けるということである。

          3 音読指導を通しての演出力アップ


          〜「これはのみのぴこ」の絵本を通して〜
                 作   谷川俊太郎
                 絵   和田誠
                 出版社 サンリード       
           
          「これはのみのぴこ」は石井先生がシリーズで子供に買い与えた絵本の中の一冊ということである。
          ある日小学校2年生になったお嬢さんが「お父さんこの本覚えちゃったよ。」と暗誦して見せた時がこの本との初めての出会いということ。そして幼い子供が暗誦してしまう姿を見てこの絵本の持つ力を感じ,教材化しようと思ったとのことである。

           まず絵本を見せての読み聞かせ。 
          これはのみのぴこ
これはのみのぴこの すんでいるねこの ごえもん
これはのみのぴこの すんでいるねこの ごえもんの しっぽふんずけたあきらくん

           この様にどんどん長くなっていく文なので早口言葉の様に読んでいき
          その絵にあたる文にきたら 強調するようにゆっくりと読んでいた。

          先生はこの絵本をカラーコピーして,1枚ずつラミネートをかけていた。
          それをフラッシュカードとして提示しながら音読させ暗誦へと導いていく。
          フラッシュカードは絵本より絵が見やすいし、ページをめくる手間がいらないので提示し易いということであった。授業で1回か2回ずつ日を変えて音読させていくうちに全文暗誦する子が出てくるとのこと。
          石井講座2
           
          フラッシュカードを提示して始めは教師の後について読む「追い読み」をさせる。
          この時の重要ポイントは「先生は暗誦して読むこと」とのこと。先生が目標を演じるわけである。それによって子供たちも「自分も暗誦したい。」と意欲を持つのである。

          実際にやってみたところで,気づいたことが2つあった。
          1つ目は,フラッシュカードの提示の仕方である。
          普通は紙芝居と同様,前から抜いていくのだが,石井先生は後ろから前に重ねていた。
          疑問に思い後で質問したところ,
          「前からスパッと抜くより後ろから重ねていくと,所定の位置に来るまでに何だっけと考える時間があるのです。」
          なあるほどと,思いっきり感動した。

          2つ目は,フラッシュカードで読ませるときはその絵のカードの部分だけを
          「の・・・しっぽふんずけたあきらくん」の様にして読ませていたことである。
          実際はどうしているのかお聞きしなかったのが悔やまれる。
          ここはクラスの実態によって考えればいいかと思う。

          何度か読んだら,席の後ろと前で交互に読んだり,左右、男女,班毎に読んだりバリエーションを加えていく。
          交互に読むことによって,待っている間に次のフレーズを思い出すことができる。

          さらに進んで一人ずつ順番に読ませていくのも良い。
          分からない時はとなりの子が優しく教えてあげたりする姿も見られるそうだ。
          これを始めて2,3時間目あたりになると,一人でやってみたいという子が出てきて,どんどん暗誦できる子が増えていくらしい。

          「全文暗誦」は一つのハードルを跳ばせる動機付けとなると話された。
          また,この教材は視覚を頼りにして言語に結び付けることができる。
          そして,絵本を繰り返して読み暗誦させることの良さは,子供たちの生活経験不足の部分を補えることにもある。

          <音読指導の一場面を動画でどうぞ>


          4 歌唱指導を通して


          1. 「今月の歌」を楽しく歌う
            今月の歌など1ヶ月も同じ歌を歌っていると飽きてしまったりする。それを解消すべく石井先生は身体表現を取り入れたりしているそうだ。
            「先生方の中にはCDをかけて子供に歌わせ,自分は連絡帳を見たり宿題の丸付けをしたりする方もいますが,朝一発目の歌は子供と一緒に伸び伸びと楽しく歌いたいのです。」
            と話され,身体表現を取り入れることの良さを次の2点で示された。
            • 身体表現を入れることで歌う喜びが増幅する。
            • みんなで動くことによってクラスに一体感が生まれる。


            さっそく「となりのトトロ」で体験。
            石井講座3
            振り付けが入る箇所は,さびの 
            「♪トットロ トットーロ  トットロ トットーロ♪ 」の部分で,手を使う。
            「♪トットロ トットーロ♪」は両方の手のひらを体の前に広げ裏と表に返す。
            「♪ジャ ジャン ジャン ♪」と声であいの手を入れる。
            「♪トットロ トットーロ♪」と同じ動作

            動作を伝授されたところで,さっそく立ってCDに合わせて歌った。
            みんなで身体表現をすると確かに楽しく,青年塾に一体感が生まれたようだった。

            <となりのトトロを振り付けで歌っている動画場面をどうぞ>


          2. 文科省唱歌 「ふじ山」(3年生教科書)の模擬授業

          T:これからふじ山の歌を覚えましょう。」
          T: まず読んでみましょう。
          (全文読む)
          T:「頭を雲の上に出し」武田君おいで。
            頭を雲の上に出しって,誰が出しているの?
          C:富士山です。
          T:描いてみて。
          C:はい。(前に出て富士山の絵を描く。)
          T:おみごと!素晴らしい

          T:2行目を読みます。「四方の山を見下ろして」
            片野君来て下さい。
          四方の山を見下ろしている富士山を描けるかな?
          C:はい。(前に出て富士より低い位置に山を複数描く。)
          石井講座4
          T:おみごと!
          こんな風に富士山に半分隠れているように描くと東西南北周り全部を見下ろしているように見えますね。
          T:では歌ってみましょう。
            (雲のあたりに歌詞を次のように板書する)
          あーたまーをくーもおおおのー
            うーえにだあああ
        • ここで歌詞には出ていない言葉があることを意識させることが大事と説明。そして先生の指揮に合わせて歌う。気持ちいい。
            石井先生はかなりの美声!

          T:上手です。とてもいいですね。
          T:3段目を読みます。「かみなり様を下に聞く」
          富士山はかみなり様が下に聞こえるだね。(稲妻を板書)
          耳はどの辺にあるの?

        • <模擬授業のまとめ>
          歌詞を絵に表し視覚化することによってイメージを持たせて歌わせることができる。
          この歌詞は話者が遠くから富士山を見て擬人化して表現している。
          言いたいことは「富士は日本一の山」。 これを言いたいがために擬人化して表現していると言える。
          このように擬人法が使われている歌詞は読解指導にもってこいの教材である。

          児童を黒板の前に登場させることについてはこう話された。
          児童にさせた方が集中力が増す。
          子供たちにとって「先生がすることは当然正解」であるが子供に対しては,「間違えないかな?自分と同じ考えかな?」と関心が湧くからである。

          <ふじ山 模擬授業の一部を動画でどうぞ>


          4 作文指導を通して


          まず,最終目標を確認した。
          • 担当となった段落に書き足し,書き換えをして魅力あるスピーチ原稿に変える。
          • 本講座で学んだことをフルに生かしてスピーチする。


          さっそく 次の流れで活動が行われた。
          1. 一人で原稿を書く
          2. 担当者三人で発表し合い代表を決定
          3. 代表者が全体の前で発表


          活動中には次のような支援を行う。
          1. 原稿書きの場面
            「おう,○○君うまく書けたね。」と誉め大きな声で読み上げる。
            何人かピックアップしてポイントポイントで紹介していく。
            どう書いたらいいか悩んでいる子へのヒントとなる。
            夢中で書いている子にとっては邪魔になることもある。
          2. 代表者決めの場面
            「みんないいところあるよ。」とグループを回りながら誉めていく。
            選ばれなかった子への支援として大切
          3. 発表の場面
            発表後の認め合い教師の賞賛がポイント


          〈最終目標 発表の様子〉
          【段落1】
          電気自動車は「エンジンのない車」。その構造はモーターと電池で走るオモチャの車と変わらない。そして電池の性能が上がることによって実現しつつある。

          みなさん,子供の頃にラジコンカーを走らせて遊んだことがありますよね。ラジコンカーはガソリンではなく電池で動いていました。それが大きな普通の自動車でもできるようになったのです。電池の技術が発達して大きな車も動かせるようになったのです。

          〈会場の人の気づき〉
          • みんなを引きつける書き出しの工夫があった。


          〈賞賛〉
          • ラジコンカーを引き出し,共通の経験を想起させて同じ土俵にあげている。
          • 話の間が素晴らしい。上級者レベルである。


          【段落2】
          電気自動車の開発は、三菱自動車においては1969年に始まったので、約40年もの年月をかけている。その間、劇的に性能が上がったのは「電池」だった。リチウムイオン電池という新世代の電池が登場したのが非常に大きい。

          リチウムイオン電池。
           この電池の登場が電気自動車開発の歴史の中で非常に大きい。
           40年の歳月をかけた電池の進化は電気自動車の未来を切り開いた。


          〈会場の人の気づき〉
          • 格調高くピンとまとめてある。TVのCMのようだった。

          〈賞賛〉
          • 語調を工夫して表現していたことが素晴らしい。未来型自動車にぴったりスピーチであった。


          【段落3】
          三菱自動車の次世代型電気自動車「i MiEV」の場合、リチウムイオン電池を約200kg搭載している。この電池のおかげで走行距離160km、最高速度130km/hを実現した。

          たとえば,先日三菱自動車の次世代型電気自動車「i MiEV」の発売が決定致しました。この「i MiEV」には、リチウムイオン電池を約200kg搭載しています。みなさんはこの200kgとはどのくらいの持続力を持っているか想像つきますか?この電池のおかげで走行距離160km,郡山から仙台間を充電なしで走り切れるのです。しかも,最高速度130km/hを実現しました。

          〈会場の人の気づき〉
          • 夢の自動車への期待感がふくらむ明るい声でした。

          〈賞賛〉
          • 仙台郡山間 ノンストップと例を出すなど数字をイメージ化させていて分かり易い。


          【段落4】
          一般的に「1日あたりの走行距離は80km以下」という人が9割を占める。そこで
          「ガソリンの燃費を計る時の走り方」で160kmなら、統計的にほとんどの人のニーズを満たす。

          あ!走行距離160km。「たった160kmで大丈夫なの?」と思いませんか?
          大丈夫なんです。一般的にみなさんが一日あたりどれくらいの距離を走っているかと言うと80kmという人が約9割なのです。だから信号があって止まったり,急発進したとしても走行距離160kmであればほとんどの人のニーズを満たすわけです。


          〈会場の人の気づき〉
          • 原稿を見ないでアイコンタクトをとっているのがよい。
          • アクションや振り付けが良かった。

          〈賞賛〉
          • 160kmで実用化?という予想される反論に対する答えを用意しているところが素晴らしい。(「ディベートの授業をなさっていますか?」の質問に「はい。」でした。)


          【段落5】
          現実問題として、職場や買い物先で充電するという使い方も考えられるので「i MiEV」は一般家庭のコンセントが使えるようになっている。100Vの電源でゼロからフル充電するのに14時間。電気代は450円。

          みなさん,まずここを見て下さい。「i MiEV」はこの一般家庭のコンセントが使えます。次にたった14時間という数字。なんだか分かりますか。これは100Vの電源でゼロからフル充電にかかる時間です。極めつけは450円。これはコンビニのお弁当代ではありません。電気代です。お弁当一つ減らせば充電できるということになります。

          〈会場の人の気づき〉
          • 長い文ではなく,一文に一つの内容を入れていたので分かり易かった。
          • ユーモアがあって楽しかった。

          〈賞賛〉
          • 演出力の中にユーモアのセンスはなくてはならないもの。コンセントの実物を示すなどの動きもよかった。


          【段落6】
          この「i MiEV」、国の補助金なども含めて1台300万円以下を目指している。来年の夏には発売の予定。

          お待たせしました。期待のこの「i MiEV」。ついに発売決定。夢の車がなんと300万を切る価格。アンビリーバボー!乗ってみればさらにアンビリーバボー!ぜひあなたも乗ってみて下さい。

          〈会場の人の気づき〉
          • 本文にはない台詞もいれていてよかった。

          〈賞賛〉
          • アンビリーバボーのキメの台詞をうまく導き出した。


          6名の発表はとても興味を引きつける素晴らしいスピーチでした。
          講座で学んだ演出力をうまく生かし,文章を書き換えスピーチしていたと思います。
          そして,なんとこの6名の代表者には石井先生から
          「国語の授業 ミニネタ&コツ101」が進呈されました。いいなあ・・・。

           
          最後に授業成立についてこうまとめられた。
          ラジオで風間さんの話を聞いたとき感じたのは「饒舌」ではなく「熱意」だった。
          風間さんは(「i MiEV」は手の届くところに来ている。夢の話ではないんだ)と言うことを社運をかけて本気で伝えていた。
          先の話を文章化すると単に「誰かが書いた文章」であるが,それを知らない人にどうにかして伝えたいと情熱を持ったとき,言葉の中に魂がこもる。
          授業成立のためには,ネタと指導法の二つの柱がある。ネタが8割であるが,指導法の2割の役割は大きい。
          演出力に光を当て音声と視覚を駆使し,これだけは伝えたいという情熱を持って授業を成立させるのである。
           
          最後にこんな話もなさった。
          ネタを生かすための演出力がすごいのはなんと言ってもジャパネット高田の高田社長と言える。商品売り込みへの熱い思いが伝わってくる。重要ポイントで声のトーンをあげるのはかなり効果的である。

          ▽質疑応答&感想


          感想
          • 教師としての表現力を体験を通して学ぶことができた。
          • 演出力は子供を集中させるためにも大切なことと実感した。
          • ネタをどう生かすかのノウハウや教師としての情熱や熱い思いに共感した。


          Q&A
          Qネタ作りのポイントを教えて欲しい。
          A教科書教材の平均的なものはクリアするようにしている。
          極端なことをし過ぎると学力に差が出ることもあるのでそうならないように気をつけることも必要。
          新しいネタを見つけるためにアンテナを常に高く張っている。子供が乗って来れそうなものや自分自身が楽しめそうなものを探している。その場合教科書の教材とねらいは一緒に据えるが市販のテストは使えなくなるのが欠点である。

          記録者感想
          石井ワールドにどっぷりとつかって,楽しく講座を受けさせていただきました。
          身体表現付きのあいさつや手品のパフォーマンスで緊張がほぐれ,講座に対する期待感が高まりました。
          始めに最終目標を示されたので,この講座で何を伝えようとしているのか自分なりに考えながら受けることができました。このように目標を示して授業を進めていくことは大切なことだと改めて実感しました。
          さて,講座はスピーチ原稿を作ることが最終目標であるのにもかかわらず,音読指導と歌唱指導で展開されていきました。始めに話されていた「音声(話術)」と「視覚」とはこれかと思いました。
          原稿を魅力あるものに書き換えることの他に,それをいかにして伝えるか,演出力を獲得しなければいけないんだなと思いながら,ベストサンプルである石井先生の表現力を勉強させていただきました。
          次世代の教師を育てるべく講座の内容を組み立ててくださった石井先生の情熱。しっかと感じました。
          私も後輩を育てることを念頭において,さらに研鑽を積んで行こうと思います。
          頑張ります。ありがとうございました。

          (文責:東北青年塾「堀」)


          「第7回東北青年塾 記録」目次

          第1部 ミニ講座


          1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
          2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
          3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

          第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


          1. 石井講座感想記録

          第7回東北青年塾の記録 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

          参加者アンケートから第7回東北青年塾をふり返る

          2008.10.05 Sunday 09:31
          0
            第7回東北青年塾をふり返ります。
            参加者数は20名。
            秋も本格化し、各学校や地域ではイベントや行事をやりやすい季節になったために、「参加したいのに参加できない」という方々の声多数のもと、多くの方に集まっていただきました。感謝いたします。

            夏集会のような200人レベルで集まって学ぶ研究会もいいですけど、このように20名でじっくりと学び合う会もいいものです。学校の仕事が忙しくなり、我を忘れそうになる自分に、もう一度授業というものをしっかり見つけさせてくれるきっかけとなりました。

            3人の有志によるミニ講座。
            ご多用の中、駆けつけてくださったメイン講師の石井淳先生。
            本当に感謝いたします。

            参加された方の満足度も高いです。

            1 「第7回東北青年塾」の内容について


            内容7

            2 「第7回東北青年塾」の進め方について


            進め方7

            3 「第7回東北青年塾」参加者の声


            書いていただいたアンケートの全てをご紹介いたします。
            • 間隔があいての参加だったのでみなさんに追いついていくのが精一杯でした。前回もそうでしたが、頭がいっぱいになる(良い意味で)会でした。いつも情報をいただいてばかりなので、いつか発信したいと思っているのですがなかなか実現できずにいます。
            • 「情熱」教師の思い、というのが授業成立の土台であると石井先生がお話になり、その通りだと思いました。教師としての自分の思いをしっかりともちつつ子どもをよく見て聞いて感じて実践を積み重ねたいと思います。
            • 青年塾の進め方はパターン化しつつあるので毎回参加しているものにとっては落ち着いて学べるようになってきたと思います。第一部はどのようなスタンスがいいのか今後の課題だと思います。わたしのように「試し」の場としてぶつければ塾生以外の満足度に?がつくでしょう。逆に高いと敷居が高くなりいろいろな方が実践の場を紹介する場としての役目がなくなりそうで・・・今後考えなければなりませんね。
            • 渡邉先生の「学びにくさに配慮した授業づくりのために」がとても勉強になった。自分をふりかえって、学びにくさを生んでいるなぁと反省する機会となった。目からの入力、耳からの入力という視点大切にしていきたいと思った。
            • 石井先生の「なぜ集中がうまれたのか−分析をする」という視点も勉強になった。
            • 片野先生の青年塾に参加する姿勢、刺激を受けます。消極的な自分を反省しつつ、記録をまとめさせていただきたいと思います。"
            • 石井先生のお話は説得力があってとてもためになりました。初めに目的を示されたのでそこを意識しながら講座を聴きました。表現力が大切。つまり演出をどうするかを意識して授業も作る(創る)ということを考えさせていただきました。
            • 模擬授業を実際に受けることで「どうすればもっとよくなるか?」ということを子ども目線で考えることができました(ここまで考えられるようになったのは東北青年塾で鍛えていただいたからです)。
            • 石井先生の話を聞き(野中先生の時もそうでしたが)演出力がとても大切だということを改めて実感しました。また、子どもの様子を看取り、それに対応できるネタを持っていること、ネタを生かす表現力があることがすごいと思いました。"
            • 第一部。自分で手を挙げてやる緊張感。大変ですがやってみて得るものがいっぱい。阿部さんが言うようにぜひ多くの人がやってみる場になればいいと思います。
            • 第二部。満足です。ミニネタ。随分使わせていただいております。教師の「演出力」が子どもたちの活動を引き出すよう研修を進めていきたいです。"
            • 講座自体スローな進み方でその分、自分の実践をふり返りながら考えながら聴くことができました。
            • 歌を気持ちよく歌いたいという思いを自分ももっています。振り付けをつけるというネタやってみようと思います。
            • ついつい黒板の前で教師が話す時間が長くなってしまいますが、子どもを黒板の前に呼んでやらせることもう一度意図を持ってやりたいと思いました。"
            • 石井先生の教師の演出力、とても勉強になりました。ネタを生かすためには教師の演出力がポイントになることがあらためてわかりました。今日学んだことをできることから自分の学級でも実践していきたいと思います。他の先生方の講座もよく考えられたもので勉強になりました。
            • 初めて発表者になり時間内に伝えることの難しさを感じました。他のお二人の発表や石井先生の講座はとてもすばらしかったと思いました。ありがとうございました。
            • 明日からの授業で使えそうだと思った。
            • わたしは石井先生の話を聞いて「先生があまりしゃべりすぎない」ということをなるほどだと思いました。算数の授業だと児童からの反応がない時、どうしてもわたしが言ってしまいそうになります。もう少し待ち、児童に考えさせる作業をさせるということを大切にしたいと思いました。
            • 石井先生の話が聞けて良かったです。国語、音楽の具体的な授業内容がわかってアレンジすると、自分の学校でもすぐに使えるものもありました。試しに使ってみます。フレッシュカードの出し方は初めて聞いたのでこれから実際にやってみようと思います。
            • 渡邉先生のお話で今までの自分の授業を反省しなくてはいけないと思いました。自分の中で「これなら子どもたちはわかりやすくていいだろう」と思ってしまうところがありました。一人ひとり子どもたちはタイプがあって一人ひとりへの配慮をしていかなければいけないのだということを改めて思いました。
            • 石井先生の講座では授業成立のために必要なもの「演出力」を教えていただきました。ネタや指導法ばかりとらわれてしまいそうなところですが、それをさらに生かすための「演出力」を養わなければいけないと痛感しました。"
            • 今日学んだこと。<穏やかな語り口と確かな知識と情熱>。今日見せていただいた先生方は、確かな知識、情熱があり、それを穏やかな語りで表現されていました。普段わたしは随分威圧的な話し方をしていたなと反省しました。特に石井先生の話し方は穏やかでいて、かといってゆるすぎない。それは話すことが緩すぎない形で頭の中にあるからかなと思いました。教師としてどのような心構えで子どもの前に立てばよいのか勉強になりました。
            • 表現力は渡しに足りない力だと思い、今回参加させていただきました。どんなことをしたら、子どもたちが集中するか。どうすれば、子どもたちがくいついてくるか、というのを教えていただきました。石井先生がおっしゃったように、常にアンテナをはって教材研究に励みたいと思います。
            • 夏の研修会、今回の研修会と本当にわたし自身刺激を受けています。これからも機会があれば参加して指導力を向上させたいと思います。"
            • 「学びにくさに配慮した授業づくりのために」意識改革でした。
            • 「発進力と思考力を育てる社会科ワークショップ」準備の大切さを改めて考えさせられました。
            • 「潤いの時間『人間関係プログラム』」ぜひやってみます。
            • 「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」授業をアクション&ユーモアで盛り上げたいと思います。"



            (文責:東北青年塾「阿部」)

            「第7回東北青年塾 記録」目次

            第1部 ミニ講座


            1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
            2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
            3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

            第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


            1. 石井講座感想記録

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            第7回東北青年塾のふり返り

            2008.10.05 Sunday 08:59
            0
              7回東北
              2008年10月4日(土)。13時20分〜17時。
              宮城県仙台市の仙台市民会館におきまして、第7回東北青年塾を開催しました。
              そのときの記録です。

              このエントリから、それぞれの場面、様子へジャンプしてご覧いただけます。
              どうぞご覧ください。

              「第7回東北青年塾 記録」目次

              第1部 ミニ講座


              1. 渡邉謙一「学びにくさに配慮した授業づくりのために」
              2. 片野靖久「発信力と思考力を育てる社会科ワークショップ」
              3. 米望久美子「潤いの時間『人間関係プログラム』」

              第2部 石井淳先生講座「教師の表現力(パフォーマンス)が高まる実技講座」


              1. 石井講座感想記録

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